今すぐじゃないけど使うから……ホーム画面から消せないiPhoneアプリ - 笠井美史乃編

応急手当

「応急手当」は、入れてはみたけど存在を忘れるほど使ったことがないアプリ。けれど、もしもの時に必要になるかもしれないし……という万一の心配から消すことができません。もし本当に事故や災害が目の前で起きた時、このアプリを参考に応急手当ができるかというと、きっとできません。そもそも存在を忘れるほど使ったことがないのですから。存在を思い出したとしても、恐らく焦りまくりで震える手でアプリを開いて症例を探して落ち着いて対処法を読んで……ということができるはずもありません。

これは平常時に何度か読んで、どんな時にどの情報を確認すれば適切な対処が可能か理解しておく必要がありますね。中身の構成も恐らくそれを分かった上で、今必要な人向けの設計にはなっていません。しかし今必要だと思わないものを読むというのはハードルが高いもの。救急の日とか、海の時期、飲み会の時期などシーズンに合わせて必要になりそうな情報をプッシュ通知したり、アップデートで拡充したりしてくれれば、もっと役立てられる機会もあると思うのですが。