X99搭載マザーボードが続々登場

先週に引き続き、Haswell-Eプロセッサに対応するX99マザーボードが入荷。MSI、GIGABYTE、ASRockから、注目の上位モデルが発売となっている。

MSIの「X99S XPOWER AC」は、オーバークロック向けの最上位モデル。極限のオーバークロック向けとして、殻割り時にダイを保護する「殻割りダイガード」、冷却ファンを追加できる「OCファンスタンド」、液体窒素冷却に便利な「OCバックプレート」などが付属している。フォームファクタはE-ATXで、価格は48,500円前後。

MSIの「X99S XPOWER AC」。高負荷でも安心の「OC Certified」対応

同社ならではと言える「殻割りダイガード」も付属する

注目したいのは、Haswell向けの「Z97 XPOWER AC」と同じく、殻割りダイガードが付属することだ。Haswell-Eでは、ヒートスプレッダはダイにソルダリングされているため、Haswellと比べると殻割りの必要性は低く、しかも難易度は高くなっている。かなりチャレンジングなアイテムだと言えるだろう。

GIGABYTEの「GA-X99-Gaming G1 WIFI」は、ゲーミング向けの最上位モデル。オペアンプは交換可能で、LANコントローラは「Killer E2200」とIntel製チップをデュアル搭載している。価格は54,000円前後。また「GA-X99-SOC Force」は49,500円前後、「GA-X99-UD5 WIFI」は38,000円前後だ。

GIGABYTEからは3製品が発売。「GA-X99-SOC Force」はOC向けの最上位モデル

ユニークなのはバックパネル全体が光る「Ambient LED」の搭載

ASRockの「Fatal1ty X99X Killer」もゲーミング向けの最上位モデルだ。LANはQualcommの「Killer E2200」とIntelの「I218V」で、オーディオ機能「Purity Sound 2」等を搭載する。ドスパラパーツ館での価格は39,744円。マイクロATX版の「Fatal1ty X99M Killer」もあり、こちらの価格は35,500円前後。

ASRockの「Fatal1ty X99X Killer」。レッドが基調のデザインを採用

X99マザーとしては珍しいマイクロATXの「Fatal1ty X99M Killer」も