「ながら美容&効率美容」を提案する美容家電シリーズ
美容家電の新製品は全部で7機種。室温に合わせて風温を調節するドライヤー「ナノケア EH-NA96」、温冷ミストを交互に吹き付けることで肌のキメを整えるスチーマー「ナノケア EH-SA95」、頭皮を"かっさ"でゴリゴリとマッサージする「頭皮エステ サロンタッチタイプ」と適度な刺激で頭皮の皮脂をスッキリ落とす「頭皮エステ 皮脂洗浄タイプ」、目元を心地よいリズムで刺激する「目もとエステ(ビューティタイプ)」とスチームでじんわり温める「目もとエステ(リフレタイプ)」、つまみ感がアップした「温感エステローラー」。
それぞれ価格は、ドライヤーが19,000円前後、スチーマーが40,000円前後、頭皮エステ サロンタッチタイプが15,000円前後、皮脂洗浄タイプが12,000円前後、目もとエステのビューティタイプが17,000円前後、リフレタイプが15,000円前後だ。
目もとエステのビューティタイプは、目を刺激するリズムを低速の「1」、高速の「2」から選べる。当てているとじわっと目もとがスチームで温められて、トントンと心地よく刺激してくれる。頭皮エステは使用するアタッチメントによって刺激の強さが大きく異なる。実際にシャンプー中に使用することは叶わなかったが、"かっさブラシ"を使う場合は初めてだと痛く感じることもあるそう。
忙しい女性向けに「ながら美容&効率美容」を提案するのはこれまでと同じだが、「エントリー層の拡大」も目指しているという。
1日の終わりに疲れを癒してくれるヘルス家電
続いてヘルス家電として登場したのが「レッグリフレ EW-NA84」(9月1日発売・30,000円前後)だ。ブーツのような形状で、足をすっぽりと覆ってくれるタイプ。足裏もマッサージしてほしい、という声を受けて開発された。そのほか、もっと手軽に使いたいという声もあり、折りたためる「EW-NA34」も製品化されている。
足裏にセットされた突起は、装着してみると土踏まず部分に当たるようになっている。スイッチを入れてみると、ぐぐぐっとふくらはぎが刺激される。人の手の形をしたエアーバッグ3つを配置し、足全体をつかみながらしぼり上げるようにマッサージしてくれる。足首をぐいっとつかまれて、そのまま上にもみ上げられるような感触。しばらくすると足先がじんわり温かくなって、足裏をぐりぐりとマッサージされるのだが、けして痛くはなく心地よい刺激だった。
製品を試してみて思ったのは、どの製品も使い方が簡単だということ。コーヒーメーカーに至っては、あんなにおいしいコーヒーを淹れられるのに、ミルの洗浄まで自動で行ってくれる。簡単だけど、本格的。"おうちで本格"というコンセプトに偽りのない製品群だった。