会見の最後には、パナソニック アプライアンス社オーディオ成長戦略担当の小川理子理事が登壇し、4年ぶりにTechnicsブランドを復活させることを発表。自らもジャズピアノニストとしてCDタイトルを発表している小川理事のピアノ演奏も行われ、「全世界の音楽を愛する人たちに、この製品を届けたい」と思いを語った。
発表したのは、最高レベルの音質を実現するリファレンスシステムの「R1シリーズ」と、音楽愛好家のためのプレミアムシステムと位置づける「C700シリーズ」の2シリーズ。1965年からスタートしたTechnicsの歴史や、「数年に渡り蓄積してきた技術やノウハウの活用、音楽に対するパナソニックのコミットメント、新たな哲学と最新技術の活用」という観点から、Technicsが復活した理由などを説明。音、技術、デザインにこだわり、「Rediscover Music」をメッセージに、Technicsブランドを展開していくことを示した。
Technicsのメッセージは「Rediscover Music」となる |
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【左】限定した招待客だけが参加した特別発表会ではパナソニック小川理事と、世界的なジャズトランペッター日野皓正氏によるセッションも行われた 【右】パナソニックブースではTechnicsの歴代製品が展示されている |
ブースには4K液晶テレビや4Kカムコーダーのほか曲面有機ELテレビも展示
なお、パナソニックブースでは、コンセプト展示「Better Living Tomorrow」における近未来の家電製品のほか、ゴレーネとの協業による新たな冷蔵庫や洗濯機、さらには調理家電などの欧州市場向け製品群を展示。4K液晶テレビ「AX900シリーズ」や4K業務用カメラレコーダー「VARICAM35」、31型4Kモニター「BT-4LH310」による4K映像制作ソリューション。98型ディスプレイによる4Kサイネージソリューションも展示している。
さらに、65型の曲面有機ELテレビの試作品も参考展示している。