大田原:フルーツを切る、半分に割れる、音と光が発生する、という流れはすごいですね。最初、マジックテープでくっつけたリンゴとかダイコンとかを切ったりする「おままごとセット」をイメージした人もいたとか。
武部:そういう方もけっこういたみたいです。フルーツを切るから、ドライバーはそれじゃあ「まな板」?(笑)。
一同:(爆笑)
武部:今回のベルトには『PSP』や『DS』のような、ポータブルゲーム機のイメージもありますね。しかも、スマートフォンのカバーを自分の好みで変えたりデコレーションしたりと、カスタマイズが流行りだした頃だったので。『DX戦極ドライバー』の左側にある「フェイスプレート」を交換できるようにしてもらったのはそういうねらいでした。
中野:なるほど……。スマホのカバーにも見えますし、一方で漆器というか、和のテイストも加わっていますよね。
武部:各ライダーたちの「フェイスプレート」を用意して、カスタマイズしたいというのは、強く希望したところです。
西澤:プレートをチェンジすると、それぞれのライダーの音が鳴る仕掛けにして
宇都宮:『DX戦極ドライバー』も、その後に出た新世代ライダーの『DXゲネシスドライバー』にしても、音と光のギミック満載なのに加え、組み合わせ遊びのバリエーションがすごい。これで価格はどれくらい?
西澤:ここ数年のライダーベルトと、ほぼ変わらない価格にしています。
宇都宮:それは本当にすごいな……。
武部:「フェイスプレート」の話にこだわるけど、これって劇中に登場するライダー全員のプレートを出せばいいのに、というお話もよくしていたよね。
西澤:それで、番組が後半を迎える今ではすべての「フェイスプレート」を商品化することができるようになりました。
大田原:そうです。大人をターゲットにした「プレミアムバンダイ」の通販商品として。
宇都宮:それじゃあ、『DX戦極ドライバー』と『DXゲネシスドライバー』があれば、すべてのライダーのなりきり遊びができるってこと?
武部:そうです。例えば『仮面ライダー龍騎』の時も、13人ライダーの『カードデッキ』を商品化してくださったんですよね。あれは話題になりましたから、『鎧武』でもそういうのやれませんかね~って。
大田原:僕は「プレミアムバンダイ」の担当ですから、ここは発言させていただきたいですね! プレミアムバンダイで販売することによって、年間を通じてさまざまなキャラクター商品を楽しんでいただけるのではないかと。