デモ会場では「ピタッと補正」で斜めからの投影も

デモ会場では、新製品のTW530とTW6600に加えて、これからも主力となるTW5200が設置されていた。TW530に搭載された「ピタッと補正」を体験するために、ゲーム機を使ってデモ。普通、ゲームは画面を正面から見てプレイするため、プロジェクタを画面の正面には設置しにくいケースが多いと思う。画面の斜め前方(自分寄り)などにプロジェクタを設置、投射しても、歪みが容易に補正されることを確認できた。

EH-TW530のデモ。キネクトを使ったゲームを遊びやすくするため、プロジェクタはスクリーン正面ではなくナナメに配置してある

スクリーン正面。上余白は明るく画像を加工しているが、漏れた光から考えるに、かなりナナメから投影されていることが分かる。「ピタッと補正」があるので、こういう位置関係でも良好が画質が保てる

また、TW6600ではRF方式の3Dメガネを多数用意し、同時に多くの3D視聴が行えることを実証していた。

EH-TW6600Wのデモ機。明るさ2,500ルーメンとはいえ、動画観賞は薄暗い部屋が適しているため、実機の展示とデモは別々の部屋で

デモ映像。こちらは2DソースでフルHDらしい精細画面が楽しめる。主力モデルのTW5200も展示されていた

EH-TW6600は2台構成で3Dソースも再生していた。3Dグラスはかなり多く用意されており、多人数でも視聴できることをアピール

製品ラインナップ。「ブルーレイディスク内蔵モデルは?」という質問に対しては、市場を見ているという回答。やや消極的な印象を受けた。4K対応は「鋭意開発中」とのこと

ミドルレンジのEH-TW6600W。ワイヤレスHD対応の有無で2モデルある

EH-TW6600Wを斜め上から

EH-TW6600Wの背面。ワイヤレスモデルの場合、電源ケーブルだけ接続して入力はワイヤレスという使い方ができる

背面カバーを外すと、各種コネクタが出現。EH-TW6600Wの非ワイヤレスモデルや、PC、コンポジット、コンポーネント入力は、背面カバーを外して接続する

本体の操作パネルは比較的すっきりしている

リモコンはキー数が多い

Wireless HDトランスミッター。フラッグシップのEH-TW8200に同梱されているものと同じだ

HDMI入力は5系統で(うち1つはMHL対応でサイドに配置)、スルー端子が用意されている

ライトユーザー向けの新製品となるEH-TW530。型番の末尾に「S」が付くモデルは、80インチスクリーンが同梱される

EH-TW530を斜め上から

EH-TW6600Wの背面。HDMI以外にもPCとコンポジット接続が可能

操作パネルはやや小さめ

付属のリモコン

本製品は3D対応だが、3Dメガネは別売りで上位製品と同じもを使用