続いて“これは……許せない!”と思ったプチ事件は職場より自宅や学校の方が多かったのが、興味深かった点。ちょっと待って、やっぱり事件は会議室じゃなくて、現場で起こってるんでしょうか?
事件内容はこちら。
・中学時代、友達に消しゴムを貸してあげたら、まだ使っていない、後ろ側の角を使われてしまった。(男性・25歳 その他)
・夫のお気に入りのTシャツを、私がなくしたことにされた。全く記憶にないまま謝らされたが、1年後、夫が友人宅に忘れてきていたことが判明。この事は、今でも許していない。(女性・32歳 販売職)
・新しく携帯を購入した時に、夫が先に開けていた。(女性・32歳 事務系専門職)
など、ちょっと細かくないですか? とも思えますが、本人にとっては一大事。職場より自由にできる自宅だからこそ、「漫画本を勝手に売られた」(女性・25歳 専門職、他)や「夫に録画していたものを消された」(女性・49歳 専門職、他)など、楽しみにしていたものを失った“犠牲者”にとっては、事件の大小問わず、その犯人は“罪人”になってしまうのではないだろうか。
ちなみに、「小学校の時、大事にとっておいたおやつを姉妹に無断で食べられてしまった」)女性・30歳 秘書)、「最後に食べようと思い、とっておいた好きな種類のケーキを父親に食べられた」(女性・29歳 その他)など、食べ物関係もかなり多く、食べ物の恨みは特に恐ろしいということを再認識させられます……。親しき仲にも礼儀あり。皆さんも気をつけましょう!
あなたの身近な“罪人”に迫る! ~「番外編」
最後の質問は「あの時は言えなかったけど、実は……犯人は自分です!と、懺悔したいエピソードはありますか?」ということで、罪人からの告白をご紹介。こちらは職場でも自宅でも、身近に“罪人”はいるようです。あなたの隣のあの人も実は……と考えると怖い!
・コピー機を詰まらせたまま放置したのは……私です。(男性・35歳 技術職)
・学校でトイレットペーパーを流しすぎてトイレを詰まらせてしまった。(女性・31歳 事務系専門職)
・25年前の大昔ですが、サーバーにあったファイルを消してしまったのは……私です。(男性・50歳以上 技術職)
・クラブ活動のバドミントンの壁打ちで消防署に繋がる非常ボタンを押してしまった。(女性・23歳 販売職)
・小学生の時、兄が紙粘土で作った貯金箱を、夏休みが終わる直前に私が落として壊してしまった。賢い兄は他にもう1作品作っており、事なきを得たが……すごく申し訳なくて心が痛んだ出来事。(女性・41歳 秘書)
かなり身近にいる“罪人”たち……もしかして、読者の皆さんも心当たりがあったりしませんか?? そしてこちらでもやはり、「小学生の時、授業中におならをしてしまった。教室中に聞こえてしまい、誰だと騒ぎになったが、一緒に騒いでごまかした」(女性・31歳 事務系専門職)という告白もありましたが……ついつい気がゆるむと“おなら”をしてしまう筆者……そんな私はやはり“罪人”なのだろうか……。
ということで、皆さんの身近にも潜んでいる“罪人”が巻き起こす様々な事件の数々、いかがだったでしょうか? 実はもうひとつ“裁いてほしい人”についてのアンケートも行ったのですが、連続ドラマW「罪人の嘘」に匹敵するようなヘビーな内容でしたので、ここでは割愛しました。さて、そんな注目の連続ドラマW「罪人の嘘」は“人が人を裁く”ことの意味を問う本格社会派ドラマ。当番組ではどのような裁きがあるのでしょうか? また、事前の特設サイトチェックもお忘れなく!