弥生は8月21日、札幌市内にある同社の「札幌カスタマーセンター」をプレス向けに公開した。札幌カスタマーセンターは、時計台近くの高層ビル内にあり、3フロアで420席の規模がある。同社は大阪にもカスタマーセンターを有するが、席数においては、札幌は大阪の2倍の規模だ。
札幌カスタマーセンターは、2007年に60席でスタート。以降、コール数の増大に対応するため、徐々に規模を拡大してきた。特に2013年には新たなフロアを確保することで約2倍に増床し、大阪・札幌カスタマーセンター合わせ、これまでの約1.5倍にまで体制を強化している。
これは、2014年春の消費税アップに加え、Windows XPのサポート切れが重なり、大幅なコール数の増加が予想されたため、これに対応するために行われた措置だ。これにより、2014年度は、これまでの1.5倍にあたる125万件のコール数(問い合わせ)に対応できる見込みだ。
札幌にカスタマーセンターを設けた理由は、比較的優秀な人材を確保しやすい点と、自治体が積極的に誘致している背景があるという。