Bluetooth製品は開発しやすい

会場には、いくつかのBluetooth SIGメンバー企業が招かれた。指輪型のウェアラブル端末「Ring」を開発するログバーCEOの吉田卓郎氏も登壇し、挨拶した。Ringの詳細についてはマイナビニュース別稿を参照してほしい。吉田氏は、その席上で「Ringはクラウドファンディングの仕組みを利用して、1か月間で1億円ほど集めて開発をスタートした」製品であると紹介した。来月にはキックスターター向けの発送を行う予定。一般消費者向けには、10月か11月に販売を開始するとしている。

Ringを開発した、ログバーの吉田卓郎氏(写真右)

Ringも、Bluetooth Low Energy(BLE)を利用している。連続使用時間については、スリープモード利用時で1週間くらい、頻繁に使っても1日か2日くらいもつとのこと。吉田氏は「Bluetoothの一番の魅力は、省電力であること。Android/iOS側でBluetoothが使いやすくなっているので、自分たちはRingの開発に集中することができた。用意されているものを使うことができたので、開発のスピードが速まった」と解説した。

ゴールドがかった色味のニューデザインも公開された(写真左)。充電中の様子(写真右)