AS SSD Benchmarkのテスト結果
続いて、SSDに特化したベンチマークソフト「AS SSD Benchmark 1.7.4739.38088」を利用して、パフォーマンスを計測してみた。転送速度の測定では、シーケンシャルリードが516.15MB/s、シーケンシャルライトが480.31MB/sとなり、IOPSの測定では、4K-64Thrdのリードは94,917、ライトは59,233となった。転送速度、IOPSともにかなり優秀な部類である。
次にファイルコピーテストの結果を見てみよう。AS SSD Benchmarkには、巨大な単体ファイルのコピーを想定した「ISO」、小さなファイルを多数コピーすることを想定した「Program」、さまざまな大きさのファイルが混在した場合のコピーを想定した「Game」という、3種類のファイルコピーテストが用意されている。Extreme PRO SSDのファイルコピー時の転送速度は、ISOが336.10MB/s、Programが207.37MB/s、Gameが247.48MB/sとなり、コピーにかかった時間はそれぞれ、3.20秒、6.78秒、5.58秒となった。
さらに、コンプレッションベンチマークを計測した。圧縮が効かないまったくのランダムデータから、同じ値が続く圧縮しやすいデータへと、連続的にデータ構成を変えて転送速度を計測するテストだ。書き込み時にデータ圧縮を行うSSDでは、グラフが右肩上がりの曲線となるが、Extreme PRO SSDはグラフがほぼ水平になっており、圧縮しやすい・圧縮しにくいに関わらず、性能が安定していることが分かる。
ATTO Disk Benchmark 2.47の結果
最後に「ATTO Disk Benchmark 2.47」を利用して、転送速度を計測してみた。ATTO Disk Benchmark 2.47は、スペック上の公称値(転送速度)を達成しやすいテストであるが、Extreme PRO SSDは転送サイズ8MBのリードが564.467MB/s、ライトが527.637MB/sと、公称値を上回るほどのスコアが出た。