JAL「JAL SKY Wi-Fi」
JALが提供しているWi-Fiサービスの名称はJAL SKY Wi-Fi。元々は国際線向けとしてスタートしたサービスだったが、7月から国内線一部の便においてもサービスを開始した。
JAL SKY Wi-Fiが利用できる路線は、国際線で成田からニューヨーク、シカゴ、ロサンゼルス、フランクフルト、ジャカルタ線、羽田からロンドン、パリ線。国内線は2014年7月現在では羽田-大阪線と羽田-福岡線、羽田-函館線の3路線だ。
特徴的なのが課金方法。利用した時間に応じて課金される時間制プランと、フライトの距離や時間に応じて課金されるフライトプランの2種類がある。例えば国際線の場合、時間制プランは1時間で11.95USドル、フライトプランは24時間:で21.95USドルになる。国内線は国際線のプランより割安で、時間制プランは30分で税込400円、フライトプランは距離や利用端末で500~1200円ほどだ。
対応機材はボーイング777-200/-300型機、ボーイング767-300/-300ER型機、ボーイング737-800型機の3つで、その中でもWi-Fiサービスが利用できるのは「JAL SKY NEXT」と呼ばれる新仕様機のみ。実は国内線ならJALの予約サイトまたはJAL SKY NEXTサイトでJAL SKY NEXT機の運行状況か確認できるので、Wi-Fiサービスを確実に利用したい場合はあらかじめサイトで便を確認した上で予約する方法もあるだろう。
他にもJALの場合は、Wi-Fi接続だけでなく、ネットを使いたい利用者へのサービスも充実している。航空機内でネット動画を観るのは通信速度の件でオススメできないが、JALの乗客専用サイトではスポーツ、グルメ、ミュージック、アニメなどの映像コンテンツを無料で自分の端末にて鑑賞することができる。
また、行き先の観光情報を紹介するサイト「SKYるるぶ」も無料で閲覧でき、旅行に役立つクーポンを入手することが可能だ。また、国内線ファーストクラスのみだが、モバイル用のバッテリーも提供されるサービスもある。