大型ラジエータ採用の簡易水冷

Cooler Masterの「Nepton」は、14cm径の大型ファンを採用したオールインワン型の水冷CPUクーラー。28cmサイズの大型ラジエータにファンを2連装する「280L」と、14cmラジエータの両面にファンをデュアル搭載する「140XL」の2タイプがある。価格はそれぞれ、18,500円前後と16,500円前後。

Cooler Masterの「Nepton 280L」(左)と「同 140XL」(右)

こちらは140XL。水圧の強いオリジナル設計のポンプを採用した

従来よりも間隔を狭くした新しい「UltraFine」マイクロチャンネルを採用したことで、冷却液に接触する表面積を拡大、冷却能力が強化された。またチューブはFEP素材になっており、曲げるのが簡単。様々なPC構成に柔軟に対応できる。ファンは新型の「JetFlo 140」を搭載し、回転数は800~2,000rpm、ノイズレベルは21~39dBA。

FEP素材なのでチューブはこんなに曲げられる。取り回しが非常に楽になる

同社によるテスト結果。付属クーラーに比べ、CPU温度が大幅に低下している

待望のAM1用CPUクーラー

Thermaltakeの「MeOrb II」は、8cmファンを搭載するコンパクトなCPUクーラー。小型ながらヒートパイプ直付けタイプで、TDPは65Wまで対応する。さらに日本限定でAMDのAM1用のリテンションキットが付属。従来、AM1ではCPUに付属するクーラーしかなかったが、初めての対応製品となる。8月上旬の発売予定で、TSUKUMO eX.での予価は3,542円。

Thermaltakeの「MeOrb II」。初のAM1用CPUクーラーとなる