スマートフォンをカーナビとして利用するのはもはや当たり前で、専用のカーナビアプリやマップアプリのナビ機能を利用している方も多いのではないだろうか? そんな中、Yahoo!は本日31日、発表会を開いてiOSとAndroid OSに対応した無料のカーナビゲーションアプリ「Yahoo!カーナビ」をリリースしたと発表した。

無料でナビ機能があるアプリは現在、Google MapsやiOS 7のマップアプリが優勢だが、はたしてYahoo!カーナビはどのようなアプリになっているのだろうか。

3DマップならYahoo!地図のバードビュー表示があるが、ドライブに特化した機能が盛りだくさんのYahoo!カーナビ

無料カーナビとしては初めてVICSに対応

このアプリは、VICSから渋滞情報・交通規制情報を取得してナビゲーションに反映しているのが特徴だ。VICSとは道路交通情報通信センターによる情報のことで、リアルタイムの情報を使ってアプリでは渋滞や通行止めを回避したルートを案内するという。VICSを使ったカーナビはあるものの、無料スマホアプリで使っているのはYahoo!カーナビが初めてとのこと(ただし、VICS情報を利用するためにはアプリからYahoo!ID でログインする必要がある)。

また、Yahoo!地図で検索した場所をキープした場所をYahoo!カーナビで開くことやPC連携もできるので、前日にパソコンや他のモバイル端末で調べた場所をYahoo!カーナビに反映させる使い方も可能だ。

画面右上の「VICS」をタップしてYahoo!IDとパスワードを入力すると、渋滞・交通規制情報が画面に表示されるようになる

夜間画面も専用エンジンで描画されており見やすい

Android版では横画面での利用も可能。iOS版は次のバージョンから対応させる予定とのこと