新規販売数は前年同期比で増加。解約率にも改善傾向が見られる。加藤社長は「長期利用のお客様を優遇する施策により、改善したのではないか」と解説した。ポートアウト(他社への流出)が続いていたMNPについても、大幅に改善している。新料金プランの発表後に、顕著に改善しているとのこと。加藤社長は「流出が0になり、やがて流入を記録する日も夢ではない。もっと改善する工夫をしろ、と社内にはっぱをかけているところです」と話し、今後に向けて期待感を示した。

新規販売数は前年同期比で増加(写真左)。解約率にも改善傾向が見られる(写真右)

MNPについても大幅に改善(写真左)。新料金プランの発表後に顕著に改善している(写真右)

携帯電話の総販売数、スマートフォン販売数ともに前年同水準。タブレット販売数に関しては2台目利用が拡大傾向にある。iPadの販売も好調とのこと。スマートフォン利用数は2,500万を突破、LTE契約数は2,400万を突破した。

スマートフォン利用数は2,500万を突破(写真左)。LTE契約数は2,400万を突破した(写真右)

こうした中、ARPU(月々サポート影響除き)は前年同期比70円減となる5,120円だった。加藤社長は「音声ARPUの減少を、パケットARPUとスマートARPUの増加でリカバリーしたかったが、いま一歩だった。今後は新料金プランをトリガーにして、音声ARPUの下げ止まり、パケットARPUとスマートARPUのさらなる上昇を目指したい」と話した。

ARPUは、前年同期比70円減となる5,120円だった