質疑応答

説明会の最後に、質疑応答の時間がもうけられた。ケイ・オプティコムがKDDI(au)と契約して提供するMVNOサービスなのに、UQコミュニケーションズが提供するWiMAX 2+が利用できるのはなぜか、という質問に津田氏は「詳細は契約上の機密事項のため、お答えできない」として回答を避けた。

質疑応答で記者団の質問に回答する津田氏

各プランのユーザー比率はどうなると思うか、という質問に対して津田氏は「1GBプランのお客様の割合が多くなると考えている。比率としては6~7割が1GBプラン、残りが2GBと3GBのプランという比率になるのでは」と回答した。

秋の新端末・新サービスの詳細について聞かれると「AQUOS SERIEは便利な機能が揃っている高価格な端末。次回は低価格な端末も用意したい。サービス面では、他社のMVNOと同等のサービスを揃えていきたい」と回答。具体的な内容については明かさなかった。

スマートフォンの1台目として契約している利用者はどのくらいいるのか、という質問には「具体的なデータは、いま手元にない。弊社としては1台目需要が増えると期待していたが、実際は併用しているお客様が多い。サービスなどに不安点があるのかも知れない。解消してきたいと思う」と回答。ちなみにMNPによる加入者も増えてきているとのことだった。

総務省がSIMロックの解除を義務化する方針を示したことについては「非常にありがたい。携帯電話市場、MVNO市場、それぞれが活性化される。お客様も選択肢が増える。ただ、電波や通信規格の問題などがあるため、すぐにmineoに対応する端末が増えるというわけではない。しばらくは推移を見守っていきたい」と回答した。