ケイ・オプティコムは24日、高速データ通信とスマートフォン端末をセットにした格安SIMサービス「mineo(マイネオ)」に新プランおよび新端末を追加すると発表した。8月5日より開始するサービスでは、1GB/2GB/ 3GBからデータ通信容量が選択できる。また端末のラインナップには、新たに「AQUOS SERIE SHL25」(シャープ製)が追加される。同日、都内では記者説明会が開催された。

ケイ・オプティコムは、格安SIMサービス「mineo」に新プランと新端末を追加する。8月5日よりサービスを開始する

市場の開拓に貢献できた

記者説明会の冒頭、モバイル事業戦略グループマネージャーの津田和佳氏が登壇した。「必要なものを、必要なだけ」をコンセプトに、今年の6月3日からサービスを開始したmineo。この1か月半で、加入者は約2万件を超えた。津田氏は「初年度10万件の加入者目標に向けて、順調なスタートを切れた。目利きのお客様にご評価いただけたと感じている。これまで社名すら知らなかった、というお客様にも加入していただけており、嬉しい限り」と話した。初めてのMVNOにmineoを選んだ、というユーザーは約7割にも上るという。津田氏は「市場の開拓に貢献できたのではないか」と話し、笑顔を見せた。

登壇するモバイル事業戦略グループ マネージャーの津田和佳氏

mineoでは、実人口カバー率99%の「au 4G LTE」による高速通信が利用可能。8月5日より投入するAQUOS SERIEでは、キャリアアグリゲーションによるau 4G LTE、および「WiMAX 2+」での高速通信も利用できる。料金プランには、データ通信容量の上限で選べる3つのコースを用意。1GBなら月額980円、2GBなら月額1,580円、3GBなら月額2,330円で利用できる。なおAQUOS SERIEでは、テザリング、おサイフケータイ、フルセグの利用も可能だ。

端末ラインナップにAQUOS SERIEを追加する。au 4G LTE(キャリアアグリゲーション対応)、WiMAX 2+による高速通信のほか、テザリング、おサイフケータイ、フルセグにも対応する

背面には約1310万画素のCMOSカメラを搭載する

約5.2インチのIGZO(フルHD)ディスプレイを搭載。3辺挟額縁構造を採用している。端末の下端にはmineoのロゴが確認できる