H97でコスパ高めのゲーミングマザー

ASUSの「H97-PRO GAMER」は、H97チップセットを搭載するゲーミング向けマザーボード。デジタル/アナログでエリアを分けてノイズを抑える高品質オーディオ「SupremeFX」や、ネットワークゲームにおいてタイムラグを軽減できるデータ通信最適化ソフト「Game First II」などを搭載する。価格は14,000円前後。

ASUSの「H97-PRO GAMER」。H97なので比較的安価なゲーミングマザー

バックパネルには、HDMI、DVI、VGA、USB3.0×4、GbEなどを搭載

拡張スロットは、PCIが3本と多めなのがちょっと変わっている

オンボードながら、USB DACに匹敵するS/N比を実現するというSupremeFX

R.O.G.に次ぐ第2のゲーミングブランド

ASUSからゲーミング向けの新シリーズ「STRIX」(ストリクス)が登場。第1弾製品として、グラフィックスカードが2種類発売された。同社にはすでに、ゲーミング向けのブランドとしては「R.O.G.」があるが、R.O.G.がハイエンド向けであったのに対し、STRIXはライトゲーマーからヘビーゲーマーまでを対象とするそうだ。

新ブランド「STRIX」が登場。STRIX=フクロウということで静音をイメージ?

今後、マウス、キーボード、ヘッドセットなども順次投入するという

今回、発売されたのは、GeForce GTX 780を搭載する「STRIX-GTX780-OC-6GD5」と、Radeon R9 280を搭載する「STRIX-R9280-OC-3GD5」。どちらも同社オリジナルの「DirectCU II」クーラーを搭載するモデルで、GPU温度が65℃以上のときのみファンが動作する設計になっているという。価格はそれぞれ、80,000円前後と39,000円前後。

「STRIX-GTX780-OC-6GD5」。お馴染み「DirectCU II」クーラーを搭載

65℃以上のときだけファンが回転。メール等の軽作業時は無音で動作する

どちらもオーバークロックモデルで、STRIX-GTX780は863/900MHzから889/941MHzに、STRIX-R9280は933MHzから980MHzへとそれぞれ高速化されている。補助電源コネクタは8ピン+6ピン。初心者向けの機能として、電源ケーブルを刺し忘れたときに赤く光り、正常に接続されているときは白く光るLEDも搭載した。