とまぁ、ざっくりモバイルバッテリの環境を説明したわけだが、元々モバイルバッテリが注目されはじめたのは、間違いなく"スマートフォン"のバッテリの保ちが悪かったからだろう。某スマホなんて、新規契約時におまけでバッテリが付くぐらい保ちが悪かったからね。だから、小生も書いていたのだけど、スマホ関連書籍なんかには必ずといっていいほど、モバイルバッテリの紹介があったもんだ。
最新端末は"スタミナ"をアピールしたものが多いが、それでも、スマホのバッテリに不安に感じている人にとっては、重要なガジェットのひとつになるだろう。
本体充電用のmicroUSBポートのほか、Android用(5V/1A)、Apple用(5V/2.1A)のポートが用意されている |
残量をチェックできるインジケーターもある。なお、重さは約290g。サイズは幅62×厚さ22×高さ147mm |
ある意味で、スマホのアクセサリ化されているわけだ。大手家電量販店の売り場に行くと、だいたい陳列されていることからも、察することができる。
でね、今回いいたいのは、相性がいいのはスマホだけじゃないんですよってこと。例えばデジタルカメラなんかも充電できるので、それはもう、記録メディアの限界まで撮影できますわ。
でね、デジタルカメラの場合、バッテリ性能はCIPA規格で表記される。例えばCIPA規格で約200枚といった具合。でもさ、記録メディアには容量にもよるけど数千枚とか保存できるわけ。もうバッテリの限界を超えてますわ。記録メディアに余裕があるのに、バッテリのせいで撮影ができない……、そんな時にモバイルバッテリですよ奥さんッ!
スマホ以外にも充電できるものが増えてきているので、ここいらで"モバイルバッテリ=スマホのアクセサリ"という構図をぶち壊してみましょうっていうのが今回のお話。
快適なデジタルライフを過ごすためにも、安価で大容量なモバイルバッテリを検討してみては? とそれっぽいことを言ってみたり。