もし現状のiPhoneが気に入っていて本体サイズもそのままに使いたいのであれば、諸条件が適用されて比較的安価に入手できるいまのタイミングでの現行機種購入もいい手にみえる。

Appleは基本的にiPhoneで最新のアップデートを提供して機能を一通り利用できる範囲を過去2世代程度までに絞っている。現在はiPhone 4Sが現行モデルの2世代前にあたり、本来であれば秋頃のリリースが見込まれる「iOS 8」は提供対象外となる可能性があった。だがiOS 8はiPhone 4Sを引き続きサポート対象としており、サポート期間が3年に延びるなど、以前よりはOSのサポートサイクルが長くなっている印象だ。

iOS 8はiPhone 4Sもサポート

サポート期間が2年ということになると、iPhoneの現行モデルを新製品が発表される直前に購入した場合、2年契約縛りで残り1年分は最新OSやアップデートが利用できない可能性が出てくる。だが3年サポートということになれば、少なくともいまのタイミングでiPhone 5sを購入しても、2年縛りが切れるタイミングで端末が極端に陳腐化している可能性は低くなる。