G3258向けマザーのマイクロATX版

ASRockの「Z97M Anniversary」は、Pentium G3258向けに最適化されたというマザーボード。先週、ATXモデルが発売となっていたが、こちらはマイクロATX版となる。「Pentium Anniversary Boost」という専用機能を備えており、起動時に「P」キーを押すことで、簡単に3段階のオーバークロックを選択できる。価格は12,000円前後。

ASRockの「Z97M Anniversary」。先週のATX版よりもなぜか若干高い

動作クロックを3.2/3.8/4.0/4.2GHzの中から簡単に選択できる

チップセットはZ97で、もちろんG3258以外のLGA1150プロセッサも利用可能。比較的シンプルな構成になっており、M.2やSATA Expressなどは搭載していない。バックパネルのインタフェースは、PS/2、VGA、DVI、HDMI、USB3.0×2、USB2.0×4、GbE、オーディオなどを備える。

基本的な構成はATX版に近い。ストレージはSATA 6Gb/s×6ポート

バックパネルI/Oは、特にグラフィックス出力がATX版よりも充実

RAIJINTEK製ケースが初登場

RAIJINTEKから、ミドルタワーケース「AGOS」が発売となっている。正直、あまり特徴はないものの、6,000円前後の低価格モデルながら、ダストフィルター装備で拡張性も高く、コストパフォーマンスは良さそうだ。カラーは2色で、TSUKUMO eX.での価格は、5,918円(ブラック)と6,134円(ホワイト)。

RAIJINTEKの「AGOS」。メッシュが多く、エアフローを重視したケースだ

HDDケージは取り外し可能。最長41cmまでの拡張カードを搭載できる

RAIJINTEKは台湾の新メーカー。これまで日本国内では、CPUクーラーやVGAクーラーなど、冷却関連の製品が発売されていたが、PCケースはこのモデルが初めて。今後、Mini-ITXケースの発売も計画されているようなので、引き続き注目だ。