テーブル筐体が並ぶエリアとパーテーションで区切られた反対側には、セガのミディタイプ筐体がずらりと並んでおり、90年代の対戦格闘ゲームブームの火付け役となった『ストリートファイターII』『キング・オブ・ファイターズ』シリーズなどを無料で遊ぶことも可能。また、このコーナーには、登場時には大きな話題を集めたセガの『アフターバーナー』と『ハングオン』の2つの可動実機があり、どちらも100円でプレイできる。

こちらは90年代風「ゲームセンター」風のコーナー。ミディアム筐体を中心に、一部テーブル筐体のゲームを展示

貴重な『アフターバーナー』の可動実機。プレイ料金は100円だが、1クレジットあたりの残機が多めなので、初めてでもしっかりと楽しむことができる

さらに、このコーナーには、世界初のアーケードゲーム機『Computer space』が展示。しかも、初期のモデルから2人プレイ可能な後期モデルまで、4色の筐体が展示されており、施設のスタッフによると「世界的にも4色がそろっているのはこの施設だけです」という。こちらの機体は残念ながら展示のみとなっているが、エミュレータで遊ぶことができる。

世界初のアーケードゲーム機『Computer space』。4色揃っているのは、世界でもここだけ

海外で稼働していたアップライト筐体の『スペースインベーダー』

「キャラクタースタジオ」コーナーでは、作品やキャラクターに関する展示が行われていた

1階のフロアにはこの他に、ゲームをテクノロジー、デザイン、カルチャーの3つの歴史を12面のモニターで振り返る「ゲームツリー」や、ゲームに登場するキャラクターと一緒に記念撮影できる「キャラクタースタジオ」やゲーム関連グッズを販売する「ゲームショップ」といったコーナーを用意。そして2階は、ゲームの現在と未来に関する展示する「ゲームフューチャーゾーン」となっており、最新の『プレイステーション4』や『XBOX360』を展示。これらのハードは、ネットワークに接続されており、ダウンロードしたゲームがプレイ可能。

「ゲームショップ」では、ゲームに関するグッズの販売に加えて、懐かしいプライズゲームが稼働

2階の「ゲームフューチャー」ゾーンで稼働中の『PS4』。この日は『プレイルーム』が稼働していたが、今後は『MikuMikuHockey』を予定

また、バーチャルリアリティ特化のヘッドマウントディスプレイの『Oculus Rift』と乗馬マシンを組み合わせてプレイする乗馬レースゲーム『ハシラス』の体験コーナーなども用意されており、今後のゲームの可能性も体験することができる。今回オープンした「ハウステンボ ゲームミュージアム」は、ハウステンボスのゲーム王国の施設の一部となっており、今後、さらなる展示の拡大を予定しているという。

『XBOX360』も稼働

『Oculus Rift』の体験コーナーでは、『ハシラス』が稼働中。最先端VR技術を使ったゲームも体験できる
ハウステンボス ゲームミュージアム
場所:ハウステンボス フリーゾーン ハーバータウン内
営業時間:9：00～21：00 ※時期により変動あり
料金:入館無料
※施設内一部有料遊具有り。フリーゾーン有料設定日はハウステンボスへの入場料金が必要

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協力:ファミ通編集部