データ通信量のシェアについては、ほぼ半々
主要キャリア3社が新料金プランの大きな特長のひとつである「データ通信量のシェア(プレゼント)」。これについても「通話定額プラン」と同様の質問をすると、意見が真っ二つに別れた。
最も多かったのは僅差で「魅力的に感じる」という回答。理由を聞くと、「節約になる」、「お得感がある」、「家族によってバラつきがあるから助かる」というように、余った通信量を無駄なく使えることに魅力を感じている人が多いようだった。
一方で「魅力的に感じない」と回答したのは207人で、全体の41.4%という結果になった。理由を聞くと、「家族が多くない」や、「家族それぞれ違うキャリアを利用している」、「家族が高齢なので、上手く理解できないと思う」というように、家族や家庭の状況からあまりお得に感じない人が多かった。また、「ガラケーを使っている」、「もともとの量が少ない」という意見もあった。
「現行のプランの方がよい」と回答した人の意見は「めんどくさそう」、「手続きが手軽ではなさそう」といった手間を指摘するものが多かった。
現行のプランで十分!
最後に、「通話定額プラン」や「データ量のシェア」といった新料金プランに対する感想を踏まえ、契約をしたいかどうか聞いてみた。
結果は380人、76%の人が「現行のプランのままでよい」と回答した。
総合すると、各社が打ち出す新料金プランは、現在のユーザーの環境や状況によって、魅力に大きく差がでることがわかった。また、「電話をしてもらいたい」キャリアと、「データ通信をたくさんしたい」ユーザーとで思惑が合致していないという印象を受けた。
調査時期:2014年6月26日~2014年6月27日
調査対象:マイナビニュース会員
調査数:500件
調査方法:インターネットログイン式アンケート
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