コンセプトはユーザーに合わせたプラン選び
KDDIでは、スマートフォン利用者が49%に達し、ほぼ半数のユーザーがスマートフォンに移行した。これまでのイノベーター層、アーリーアダプター層からアーリーマジョリティ層、レイトマジョリティ層に利用者が拡大しており、1カ月の利用データ通信量が変化してきた。従来のイノベーター層・アーリーアダプター層は通信量が多く、1カ月7GB以上のユーザーも多く、4~5GBが中心。
それに対してアーリーマジョリティ層は2~4GBが中心で、レイトマジョリティ層は通信量が3GB以下が多い、という状況。こうした利用動向を踏まえ、3GBや8GBのプランを導入。さらに利用量が多いほど1GBあたりの料金が安くなるプランになり、他社と差をつけた。
田中社長は「他社とは違う所に向かっていきたいという思いが強い」と話し、ユーザーがそれぞれの使い方にあわせた料金が選べるようにする、という新料金プランのコンセプトをアピールする。
その月のデータ容量を超えた場合、0.5GB単位で追加購入(データチャージ)も可能で、追加した容量は62日間有効なので、翌月のデータ容量としても利用できる。