富士フイルム「FinePix S1」
2,400mm相当の超解像ズームで野鳥も昆虫もドアップ撮影
野鳥や上空を通過する航空機、サファリパークの動物など、遠く離れた被写体をとらえたい! という人におすすめなのがFinePix S1だ。35mm換算で広角24mmから望遠1,200mmまでカバーする光学50倍ズームレンズを搭載する。さらに、超解像技術によってデジタルズーム時でも高い解像感が得られる「超解像ズーム」機能を備え、2,400mm相当の超望遠が楽しめるのだ。昆虫観察など子どもの夏休みの課題に利用できるほか、運動会や合唱祭など学校イベントにも活躍するだろう。防滴・防塵構造なので、急な雨や校庭のホコリも気にせず撮影できるのも嬉しい。そのほか、露出をオーバー気味にして優しい雰囲気の写真にする「ハイキー」、強めのコントラストで幻想的な仕上がりにする「ダイナミックトーン」など、芸術的な1枚を残せるアドバンストフィルター機能や、最大480フレーム/秒のハイスピードムービー機能も搭載する。
レンズ交換式カメラで大望遠を手に入れようとすれば、高額で巨大なレンズが必要だが、FinePix S1ならコンパクトボディで1,200mmまでカバー(富士フイルムのWebサイトより) |
防塵・防水性能を持っているので、天候や季節など環境をさほど気にせず、アウトドアで大望遠撮影を楽しめる |
センサーサイズ・方式 | 1/2.3型正方画素CMOSセンサー、総画素数約1,680万画素 | 液晶モニター | 3.0型TFTカラー液晶(約92万ドット) |
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有効画素数 | 約1,640万画素 | 撮影可能枚数 | 約350枚(オートモード時) |
レンズ焦点距離・開放F値 | 4.3-215.0mm(35mm換算24-1,200mm相当)、F2.8-F5.6 | 本体サイズ | W133.1×D110.3×H90.9mm |
ISO感度 | ISO100~12,800 | 重量 | 約680g(バッテリー、メモリーカード含む) |
動画記録方式・サイズ | MOV(H.264準拠)、最大1,920×1,080ドット/60fps | 市場想定価格 | 48,000円前後 |
ニコン「COOLPIX AW120」
水深18mの防水性能とF2.8の明るいレンズで海のレジャーにぴったり
夏のレジャーにぜひ持って行きたいタフなデジタルカメラだ。家族と海水浴やプールに行くとき、防水性能があれば水中の楽しい表情が撮れるし、トレッキングやキャンプに行くなら耐衝撃性能・防塵性能に優れたモデルが安心。COOLPIX AW120は水深18mの防水仕様なので、海水浴だけでなくダイビングでも使える。ワイド端F2.8の明るいNIKKORレンズを採用し、薄暗い海中でもシャッタースピードを稼げるため、動き回る魚を撮るときも有利だ。また、広角24mmのワイドレンズは海中の風景を広く切り取れるだろう。耐衝撃性は約2mからの落下テストに合格しており、少々ハードな扱いにも耐えられる。価格も手ごろになってきているので、アウトドア用のサブ機としても魅力的な1台だ。
水深18mまでの防水性能や、ワイド端24mmでF2.8の明るいレンズで海中を鮮やかに再現(ニコンのWebサイトより) |
高コントラストな有機ELモニターと反射防止コーティングにより、強い陽光の中でも視認性を確保(ニコンのWebサイトより) |
センサーサイズ・方式 | 1/2.3型原色CMOSセンサー、総画素数約1,676万画素 | 液晶モニター | 3.0型有機ELモニター(約92万ドット) |
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有効画素数 | 約1,605万画素 | 撮影可能枚数 | 約350枚 |
レンズ焦点距離・開放F値 | 4.3-21.5mm(35mm換算24-120mm相当)、F2.8-F4.9 | 本体サイズ | W110.1×D25.8×H66.0mm |
ISO感度 | ISO125~6,400 | 重量 | 約213g(バッテリー、メモリーカード含む) |
動画記録方式・サイズ | MOV(H.264準拠)、最大1,920×1,080ドット/30fps | 市場想定価格 | 43,000円前後 |
リコーイメージング「RICOH THETA」
海も山も、花火もバーベキューも、夏の思い出を360度すべて撮る
1回のシャッターで自分を中心に360度、足元から頭上まですべて撮影できるのが、全天球カメラのTHETAだ。軽登山では山頂からの風景を360度撮影したり、海水浴では波打ち際にいる子どもとビーチパラソルの下で見守る奥さんを一緒に撮影。遊園地や観光地の街並みをぐるりと撮れば、空気感も切り取って思い出を残せるだろう。重さは95gと軽く、ポケットに入れてどこにでも持ち歩ける。スマートフォンとWi-Fi接続すれば、全天球写真に位置情報を付加し、FacebookやTwitterに投稿して友人たちと今この瞬間の感動を共有することも可能だ。
センサーサイズ・方式 | - | 液晶モニター | - |
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有効画素数 | - | 撮影可能枚数 | 約200枚(エコモード時約555枚) |
レンズ焦点距離・開放F値 | - | 本体サイズ | W42.0×D22.8×H129.0mm |
ISO感度 | ISO100~1,600 | 重量 | 約95g |
動画記録方式・サイズ | - | 市場想定価格 | 40,000円台半ば |