新料金プランについて

新料金プラン「カケホーダイ&パケあえる」は他社にはないプランで素晴らしいが、通話をしない人には値上げになるのではないか。旧プランは終了してしまうが、新しいプランが合わない人はドコモに来なくて良いということか、という質問に取締役常務執行役員の吉澤和弘氏は「音声通話は、コミュニケーションの基本中の基本だと考えています。LINEやSkypeなど、無料のIP電話が流行した理由には、音声通話の料金が高かったことがあげられると思います。料金を気にせず話せるのが新料金プラン。実際にカケホーダイに入ってもらった20代の女性は、通話時間が伸びています」と回答した。ちなみに「カケホーダイ」の契約数は6月18日時点で365万契約に達したという。

iPadはどちらが売れているか

6月10日にドコモからも「iPad」が発売されたが売れ行きはどうか、という質問に代表取締役副社長の岩崎文夫氏は「iPhoneに続いてiPadも、お客さまにご満足いただけているのではないかと感じています。(iPad Air、iPad mini Retinaディスプレイモデルの2タイプのうち)大きいサイズの方が少し売れ行きが良いのかな、と思います。具体的な数字は申し上げられませんが、非常に好調です。Androidベースのタブレットも引き続き売れています。(2台持ちを促進する)マルチデバイス対応の新料金プランも、良い影響を及ぼしているのではないでしょうか」と説明した。

取締役を増やした理由は?

3期連続の減益となる中、取締役をひとり増やしている。事業をどのように建て直していくつもりか具体的に教えてほしい、という質問に代表取締役副社長の坪内和人氏は「組織の見直しも含め、今後ふたつの分野を強化していきます。ひとつは新規事業の開発力・販売力で、もうひとつは法人の営業です。これらを強力に推し進めていくため、新しい陣容を備えます」と回答した。