iPadを両親に贈るという選択も
iPad AirやiPad mini Retinaディスプレイモデルは、ともにiPhone 5sと同じ64ビットプロセッサであるA7を搭載している。あらゆる動作を滑らかにこなし、写真やビデオの編集といった負荷がかかる作業も、古いMacのように冷却ファンがうなりを上げる、といったストレスがない。
このことは、より軽いモバイルコンピューティングを実現するだけでなく、メールやネットサーフィンといったライトなコンピュータ利用をしている人にとっては、メインマシンになり得る1台だ。
幸いなことに、ドコモの新料金プラン「カケホーダイ&パケあえる」は、スマートフォンよりも割安なフィーチャーフォン(ガラケー)でも利用でき、ガラケー+iPadというスタイルも非常におすすめだ。特に、スマートフォンをまだ使っていない、60代を超えた両親に、iPad AirやiPad miniをすすめてみてもよいだろう。
筆者の親世代にとって、iPadの威力は絶大だった。それまで、パソコンもあまり使わずネットサーフィンやメールもあまり使っていなかったとしても、リビングにiPadを置いておくと、テレビを見ながらレシピを検索したり、iMessageやFaceTimeでメッセージやビデオ通話をかけるようになり、共有フォトストリームで共有した写真にコメントを付けるようになったのだ。
セルラーモデルなら、旅先でも難しい設定なしでそのまま利用できるし、自宅にネット回線がなければ、家でもLTEの通信で利用すればよく、使い勝手の上で全く問題がない上、不具合に見舞われることもほぼなくなるだろう。
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筆者が利用しているiPad mini Retinaディスプレイモデルを中心に振り返ってきた。 新料金プランのおかげで、セルラーモデルの利用も身近でシンプルになったiPad。パソコンでもスマートフォンでもカバーできない、快適で小回りのきくデジタルライフを組み立ててみてはどうだろう。