グリッド線を構図の参考に

背面に約1310万画素、内面には約210万画素のCMOSカメラを内蔵する「AQUOS ZETA SH-04」のカメラ機能を早速見ていこう。まずは起動して1枚。と思ったら何やら線が画面上に出現した。どうやらこれはグリッドと呼ばれる縦横の基準線のようだ。

背面カメラの様子

グリッドが表示される

この線を基準にして撮影することで、上下左右のバランスを取りやすくなる。このグリッド線の表示、デフォルトで設定されているため、特に難しい設定をすることなく表示される。もちろん撮影時に邪魔だなと思ったら非表示にすることもできる。

筆者もよく経験するのだが被写体を真ん中にしたつもりが、あとで確認すると真ん中より少しずれているということがよくある。グリッドが表示されることで、こうしたことがなくなるので、スマホでの写真撮影が苦手な人には非常にありがたい機能だ。グリッド自体も、人物撮影に向いているグリッドや十字線のグリッドなど種類が豊富にあり、TPOに合わせて使い分けることができる。

グリッドの種類も豊富

困ったらアドバイスに従おう

さらに、「AQUOS ZETA SH-04」には「フレーミングアドバイザー」という機能も搭載。さきほど解説したグリッド線表示もこの機能の一部なのだが、バランスよく撮影するために画面上にアドバイスをしてくれるのだ。基本的にこのアドバイスに従うだけで、バランスの良い写真が撮影できる。この機能もこれといった設定の必要はなく、被写体にカメラを向けるだけでアドバイスが表示される。スマートフォンでのカメラ撮影が苦手な人でもこれなら安心。構図に迷ったらとにかくアドバイスに従おう。

画面上にアドバイスが!

従うとバランスよく撮れました

液晶も美しい

しかし、せっかく綺麗に撮った写真や画像でも端末上で綺麗に表示できなければ意味がない。「AQUOS ZETA SH-04」にはシャープが新開発した「PureLED」なるバックライトと、画像処理エンジン「FEEL artist」なるものが搭載されている。そして液晶にはIGZO。これらのおかげか、端末が風景に溶け込むほど画像が非常に綺麗に見えた。

風景の一部になるほど美しい液晶