GW連休中の5月4日、日本マイクロソフトは、「Windows 8.1 Update」のリリースを記念したイベント「Windows春祭り2014」を開催した。会場となった東京・秋葉原のベルサール秋葉原には、Windows 8.1を搭載したタブレットやショップブランドPCが展示されたほか、なんと搭乗型の巨大ロボット「クラタス」も登場。あの伝説のパイロットが乗り込むというハプニング(?)も……。
迅速にアップデートを提供
1つめのセッションには、日本マイクロソフトの藤原正三氏と毛利健氏が登壇、デモなどを交えながら、Windows 8.1 Updateの新機能について説明を行った。
2012年10月にWindows 8を発売して以降、約1年後にWindows 8.1、そしてそのわずか半年後にはWindows 8.1 Updateと、矢継ぎ早にアップデートを提供しているマイクロソフト。藤原氏はまず「これからのWindowsはお客さんの声を迅速に反映して、頻度良く最新の機能・テクノロジをお届けする形になるので、今後も期待して欲しい」とアピール。
Windows 8.1 Updateでは、スタート画面から電源ボタンや検索ボタンにアクセスできるようになるなど、主に使い勝手の面で改良が加えられた。たとえば、スタート画面のIEでは、アドレスバーが常時表示されていなかったが、ユーザーから「使いづらいという声があった」(藤原氏)とのことで、常時表示するオプションも追加されている。
続いて登場した毛利氏は、マイクロソフトのオンラインストレージサービス「OneDrive」を紹介。タブレットで写真を撮り、ノートPCでレポートを書くというデモで、利便性の高さをアピールした。特にOneDriveは、同期フォルダ内のファイルを直接Word等で編集することが可能。アップロード/ダウンロードを意識せず利用できるのがメリットとした。