トップフロー型が初登場

CRYORIGの「C1」は、同社としては初のトップフロー型のCPUクーラーとなる。高さ74mmというロープロファイルモデルになっており、Mini-ITXマザーボードでの利用にも適しているだろう。ファンは13mm厚の「XT140」を採用し、回転数は700~1,300rpm、ノイズレベルは20~24dBA。価格は9,500円前後だ。

CRYORIGの「C1」。6mm径×6本のヒートパイプを採用している

薄型ファンを搭載。74mmというロープロファイルを実現した

搭載ファンは14cm径の「XT140」。ネジ穴の位置は12cmファン互換だ

裏側のスペースには、小振りなフィンも搭載されている

スリムなサイドフロー型も

Thermaltakeからは、CPUクーラーの新モデルとして「NIC L32」「NIC L31」が発売となっている。それぞれ、14cmファンと12cmファンを搭載したサイドフロー型のCPUクーラーであるが、奥行きが非常に短いのが特徴となっており、メモリ等との干渉が発生しにくいのがメリットと言える。価格はL32が3,750円前後、L31が3,200円前後。

Thermaltakeの「NIC L32」(左)と「NIC L31」(右)

L32のサイズは40(D)×150(W)×160(H)mm。最大1,800rpmに対応した14cmファンを搭載しており、180WまでのTDPに対応する。一方、L31のサイズは40(D)×128(W)×140(H)mm。こちらの12cmファンも回転数は500~1,800rpmで、TDPは160Wまで対応している。

スリムデザインが特徴。どちらの製品も奥行きは40mmしかない

ヒートパイプは直付けタイプ。太い8mm径を3本搭載している