マウスコンピューターで一番人気のUltrabookとは?

マウスコンピューターでは、17型の大画面液晶ノートや、ハイエンドGPUを搭載したゲーミングノート、スタンダードな15型ノート、スリム&コンパクトな11型ノートなど、ユーザーの目的に合わせて、さまざまなノートPCをラインナップしている。その多彩なノートPCの中でも、4月21日現在、人気が高いのが「LuvBook L」シリーズだ。14型液晶を搭載した"Ultrabook"というカテゴリの製品となる。

「Ultrabook」は、インテルの提唱する薄型軽量ノートPCのカテゴリであり、Ultrabookを名乗るためには、多数のスペック要件を満たさなくてはならない。加えて、その要件はCPUが新しくなるごとに更新されている。「LuvBook L」シリーズは、この要件を満たした製品ということだ。とはいえ、ユーザーは細かい要件など知らなくても問題ない。Ultrabookは「薄くて軽くて、バッテリー持ちが良く、多数の最新デバイスが積まれていて快適!」程度にとらえておけばいいだろう。

しかし、Ultrabookだからといって、簡単に一番人気の製品になれるほど、ユーザーの目は甘くないはず。今回はそんな「LuvBook L」シリーズの人気の秘密を探るべく、マウスコンピューターから実機をお借りして検証を行うこととした。試用機はシリーズの中で、最も低価格で購入しやすい「LB-L471S」だ。

「LuvBook L」シリーズの「LB-L471S」

ホワイトを基調としたスタイリッシュなデザイン

「LB-L471S」は、Windows 8.1を搭載した14型ノートPCだ。1600×900の光沢液晶ディスプレイは、最大10点までのマルチタッチに対応。Windows 8.1のモダンUIをタッチやスワイプ、ピンチなどの操作によって、より快適に使用できる。自宅にもオフィスにも調和しやすい、ホワイトを基調とした明るめのデザインを採用。天板などには金属のヘアラインもしくは木目のような細い線の加工が施されており、単なる白い板とは違う、スタイリッシュなイメージを醸し出している。

本体にはホワイトを基調とした明るいカラーを採用。自宅でも職場でも自然にインテリアと調和するだろう

天板などの表面には、ヘアラインか木目のような細い線の加工が施されており、イメージ向上に一役買っている

同じく白でまとめられたアイソレート型のキーボードは、キーが小さすぎるということもなく入力しやすい。ただ「Home」や「PgUp」「PgDn」などの一部のキーが右端に一列にまとめられていたり、「Prt Scr」や「Del」が若干特殊な位置にあるので確認しておこう。電源ボタンやアクセスランプなどは、キーボードの上部右側にまとめられており、青色LEDで動作状況を確認できる。タッチパッドは天板などとは違う、ざらざらとした感触の素材が用いられており、さらに周囲に枠と段差が設けられているため、指の触感でタッチパッドの位置を探りやすい。なお、タッチパッドの下部に設けられている穴は、内蔵マイクだ。

ざらざらとした触感で、触るだけで区別をつけやすいタッチパッド。スクロール操作にも対応している

「Home」や「Del」「Prt Scr」などの機能を持つキーは、一部特殊な配列となっているので確認しておこう

必要な端子を絞り込んだ、シンプルなインタフェース

インタフェースは、右側面、左側面それぞれの後方よりに集約されており、後面には内部の熱を逃がすための排気口がある。右側面にはUSB 3.0端子2基とHDMI端子、ギガビットLAN端子とケンジントンロック、左側面にはヘッドフォン出力、マイク入力共用の音声端子、USB 2.0端子、SDカードとメモリースティックに対応したマルチカードリーダー、そしてACアダプタの差込口がある。裏面は一枚の板で構成されており、あとから拡張するスペースはない。端子や拡張スぺースがない分、重量は約1.81kgに抑えられており、14型ながらも可搬性は高そうだ。またバッテリーの駆動時間は約11.5時間となっている。

左側面は、前面側からHDMI端子、USB 3.0端子が2基、1000BASE-TのLAN端子、ケンジントンロックという構成

右側面は、前面側から音声入出力端子、USB 2.0端子、マルチカードリーダーとそのアクセスランプ、電源端子が並ぶ

本体裏面はすっきりと一枚板で構成されている。背面側に見えるスリットは排気口、前面側の2つはスピーカーだ

電源アダプタはメガネ型。19V、65W仕様となっており、サイズも小さいため持ち運びの際もそれほど苦にならない

天板にアルミなどを使用していないホワイトボディながら、その外観には安っぽさがなく、端子類は少ないがいずれも必須のコネクタを搭載。必要な要素を絞り込んで設計されていることが伝わって来る。次ページでは詳細なスペックと、「LB-L471S」の性能について検証しよう。

電源ボタンはキーボード上部右上に配置。電源ランプ、アクセスランプには青色LEDが採用されている