バルミューダは4月21日、二重構造羽根の扇風機「GreenFan Japan」を発表。都内で発表会を開催した。GreenFan Japanは、革新的な扇風機として2010年に発売された「GreenFan」の発売以来、初のフルモデルチェンジ製品となる。
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「GreenFan Japan」と名称を改められた新製品では、メイド・イン・ジャパンの名に恥じない様々な改良が施されている。まずは、生産拠点をこれまでの中国から山形県米沢市に移行。高い品質基準にこだわるため、国内で一台ずつ丁寧に製造されている。
仕様面における大きな変更は、デザイン。高さや幅などは一見すると従来機種との見分けがつきにくいが、台座部分をはじめ、支柱の太さ、背面のデザインなどが微妙に洗練されたデザインに変わっているほか、材質自体も艶のあるものから表面がざらついた素材に変更し、汚れにくくするなど、部品を注意深く1点ずつ見比べてみると、細かな変更が確認できる。
正面からの旧機種(左)との比較。台座部分のデザインが異なるほか、ポール部分のデザインも微妙に変更。木の幹のように下へ行くほどなだらかに太くなり、安定感が増した |
背面からの旧機種(左)との比較。つなぎ目部分が2ヵ所から1ヵ所に変更になっているほか、ネック裏もシンプルで違和感のないデザインに |
【左】側面からの旧機種(左)との比較。パッと見はわかりづらいが、ディティールなところで違いが見て取れる 【中】以前のモデルは「MADE IN CHINA」と記載されていた 新製品では「MADE IN JAPAN」のロゴが輝いている(?) |
もう1点の大きな変更点は、コードレス化。別売(税別8,900円)のバッテリー&ドックを装着することで、最大20時間の運転が可能なコードレス扇風機として使用できるようになる。本体とプラグが直接つながっているのではなく、本体の充電端子との接点を介して充電を行うのが大きな特徴。部屋を移動する際は、コードはコンセントプラグに挿したまま、本体だけを持ち出すことができるので、プラグを毎回抜き差しをする手間が不要な点が特異だ。
3つ目の変更点は、首振りの機能を拡張。水平方向に最大150度までの首振りが可能になったほか、首振り幅を自由に固定できる機能を備え、好みの位置にヘッドを動かし、始点と終点をロックするだけで設定できるといった新しい方法を採用している。