CHERRY軸に新色の「緑軸」

センチュリーのCHERRY軸採用キーボード「BLACK PAWN」シリーズに、初の「緑軸」採用モデル「CK-67CMB-GRJP1」が登場、発売が開始されている。従来の赤軸、黒軸、茶軸、青軸に続く5種類目。打鍵感は黒軸に近く、青軸のような打鍵音も楽しめる。数量限定モデルとなっており、価格は16,000円前後。

押し下げ圧は、黒軸が60gなのに対し、緑軸は80gとより重い

これが緑軸。BUY MORE秋葉原本店では自由に試せるようになっていた

なんとマイニング専用の基板

BIOSTARからキワモノパーツが登場。「BTC-24GH」という基板で、仮想通貨「ビットコイン」のマイニング(採掘)を効率よく行うことができるという。オリオスペックでの価格は79,800円。4月24日の発売予定で予約を受け付けていたが、すでに完売。以降の入荷は未定で、同ショップによれば「発注があれば問い合わせる」とのこと。

BIOSTARの「BTC-24GH」。マザーボードの箱のように見えるが…

中身はこれ。一応、USB接続のPC周辺機器という扱いになる

マイニングというのは、ビットコインのP2Pネットワークに参加し、計算能力を提供する見返りとして、新規発行されたビットコインを得る仕組みだ。そのためには膨大な量のハッシュ関数の計算が必要で、通常、GPUを利用することが多いが、BTC-24GHには専用のASICが64個も搭載されており、ワット当たりの性能が高いのが特徴と言える。

基板上にはびっしりとASICが並ぶ。ヒートシンクは付いていない

PCと接続するために、USB2.0への変換基板が付属している

BTC-24GHの性能は24GH/s。この基板1枚で、Radeon HD 7970の30枚分以上に相当するが、消費電力はわずかに130Wだ(電源や冷却ファンは付属しないので、別途用意する必要がある)。基板サイズは244×244mm。ATX規格などとの互換性はないため、ケースなどは自分で工夫する必要がある。PCとはUSB2.0で接続する形だ。

COMと電源を数珠つなぎにして、最大50枚まで同時に利用することが可能。延長用のCOM/電源ケーブルは製品に付属している。マニュアルを見ると、5cm程度のスペーサを使って基板をスタックすることが考えられているようだ。

基板のレイアウト。電源端子もCOM端子も2つずつ用意されている

このようにスタックが可能。しかしこんなに買ったら値段が…