データ利用で得する人、損する人

ドコモが紹介する4人家族のモデルケース

新プランでは、利用パケットをグループ内で分け合えるシステムになっている。10GBプランを選んで家族4人で分け合えば、単純に考えて1人あたま2.5GBくらいは利用できるわけだ。また、25歳以下の子どもがいる家庭なら「U25応援割」により、1人につき1GBが追加される。これも利用価値が高い。

現行の旧プランでは、以下の定額サービスが提供されている(以下、カッコ内は利用可能データ量)。

  • 月額4,700円「Xiパケ・ホーダイ ライト(3GB)」

  • 月額5,700円「Xiパケ・ホーダイ フラット(7GB)」

新プランの「シェアパック」には、以下の定額サービスを用意する。

  • 月額9,500円「シェアパック10(10GB)」

  • 月額12,500円「シェアパック15(15GB)」

  • 月額16,000円「シェアパック20(20GB)」

  • 月額22,500円「シェアパック30(30GB)」

ちなみにシェア利用者を1人追加するごとに月額500円が加算される。例えば家族4人で「シェアパック10」を利用するなら、月額料金は次のようになる(代表者分はシェアオプション代がかからない)。

9,500円+500円+500円+500円=11,000円

4人家族のケースで、そのうち2人が25歳以下だった場合を考える。1人につき毎月500円の割引と1GBの追加が得られるので、家族全体では毎月1,000円の割引と12GBのパケット容量が得られる。旧プランにおいて4人がスマホ利用者で、それぞれ3GBの利用をしたなら月額4,700円×4人=18,800円となっていたはず。同じ12GBというパケット容量で8,800円も割安となるわけだ。