国内洋傘市場シェア1位のシューズセレクションは4月12日、傘専門店「Cool Magic SHU'S」(クール・マジック・シューズ)を東京・自由が丘にオープンする。8日にはプレス向けの内覧会が行われたので、世界最大級、傘1万本の品ぞろえというその店舗に、早速行ってみた。
同店は自由が丘駅に面した4階建て吹き抜け構造のビルで、建築家の中谷俊冶氏のデザイン。「巨大なガラスのショーケース」をコンセプトに建てられており、外からでも空中につられた色とりどりの傘をガラス張りの窓から眺めることができる。
店内はとにかく傘、傘、傘!
まず入って驚くのが1階の図書館のような棚にびっしりと並べられた折り畳み傘。色や柄だけでなく、形状の種類も豊富で、ワンタッチで折りたためるもの、スーツの内ポケットにでも入るスリムでフラットなもの、軸の中心をずらしたものなどが並ぶ。
中でも目をひくのが動物の形をしたケース入りの「アニマルケース5段折傘」(1000円・税別)や、「冒険の傘」と名づけられた傘たち。引き金を引くと傘が開くタイプの「ピストルクレスト」(1000円・税別)、持ち手にライトのついた「LEDライト」(2000円・税別)など、プレゼントをしても喜ばれそうな、持っているだけでわくわくしてしまう"冒険的な"商品だ。
個性的ご当地傘はワクワクと機能が両立
2階は代表取締役社長の林秀信氏こだわりという、メンズのフロア。「ご当地傘」のコーナーでは、降灰対策傘の体が半分隠せる「桜島ファイヤー」など、個性的な商品が並べられている。
ライフル型ジャンプ傘の「種子島」(1500円・税別)を手に入れた日には、家族に隠れて鏡の前で自分の一番カッコいい"構え方"を練習してしまうこと請け合いだ。" 冒険の傘"のストレートタイプもあり、持ち手部分がステッキとして分離できる「ステッキ傘」(5000円・税別)は雨に歌ったりチャップリンのモノマネしたりを楽しめるロマンチックで実用的な一品。