映像の後、白倉プロデューサーが本作について「今回の映画は、今までの『仮面ライダー』映画に比べても、最長となる90分越えの上映時間なんです。撮影日数も長く、実働41日間でした。これは今までの記録を更新しています」と、シリーズ最長の作品となったことを発表。すでに試写を観たというO野氏は「息つく暇もないくらい。あっという間の90分でした」と感想を述べつつ、「昭和と平成、どちらが勝つかのラストシーンは、我々も見せてもらえませんでした」と話し、平成勝利、昭和勝利、どちらのエンディングも、ごく一部の関係者を除いて公開日まで極秘にされているという。
なお、O野氏が東映の宣伝部から聞いた話によれば、2つのエンディングはすでに全国の劇場に納品済みであり、投票結果でどちらかのエンディングが決定すると、もう一方のラストは封印される決まりだという。誤って、ある劇場のみ異なるラストシーンを上映する、ということは絶対にないと話している。
劇場投票の開票については、すでに報じられているとおり、開票率30%の結果。全国8エリアに分けて発表した速報値は、平成ライダーが6万8,630票(63%)、昭和ライダーが3万9,773票(36%)と全てのエリアで平成優勢という結果に。ただ、この票数は開票30%で、多くの投票があった東京・新宿バルト9や大阪・梅田ブルクなどの票は含まれていない。
インターネット投票は最終の投票数が発表され、総投票数は2,60万3,567票。平成ライダーが1,27万8,888票(49.1%)、昭和ライダーが1,32万4,679票(50.9%)となり、インターネット投票は、昭和ライダーが約5万票の差をつけている。ここに残りの劇場投票結果が加わり、いよいよエンディングが決定することになる。ちなみにインターネット投票に、劇場投票の開票率30%の結果を加えると、平成ライダーが1,34万7,518票、昭和ライダーが1,36万7,291票と、わずかに昭和がリードしている。
番組の最後に白倉プロデューサーは「平成VS昭和の戦いということで煽っていますが、それだけではない、仮面ライダーたちが各々の思いを抱えてどのように悪と戦ったかというドラマを描いておりますので、皆さま、ぜひ投票された後は劇場に足を運んでいただきたいと思います」と締めながら、自身がずっと着ていた赤い法被を指して「『(偉大なる)しゅららぼん』やってます~」と、現在東映系で公開中の映画『偉大なる、しゅららぼん』のPRもしっかりとこなし、撮影スタッフの爆笑を誘っていた。
『平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊』は3月29日より全国で劇場公開される。
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