製品の概要

既存のUSBキーボードをiPhone/ iPadやAndroidタブレットで利用できる本製品。エネブリックとモバイル端末の間は、Bluetooth ver.2.1+EDRで接続する。バージョン2.1を採用した理由は「新旧様々なデバイスで利用できる製品に仕上げたかったため」(岩佐氏)だという。本体前部はスライド機構になっており、5~10インチサイズのスマートフォンやタブレットを立てるスタンドとして利用できる。

ユーザーの利便性を優先して、Bluetooth ver.2.1+EDRを採用した

本体には、容量6000mAhのリチウムイオンバッテリーを内蔵。普段はスマートフォン/タブレット用のモバイルバッテリーとしての利用が可能だ。本体充電時間は約9時間、駆動時間は約18時間(キーボード利用時)となっている。

本体の後ろ側面に給電用のUSB端子を搭載する

直販サイト「Cerevo Store」での販売価格は12,800円。初回出荷日は4月上旬を予定する。岩佐氏によれば「それなりの数を発注したので、すぐに売り切れになることはない」とのことだった。会場には、エネブリック開発のきっかけになったHHKBの販売元であるPFUの社員もかけつけ挨拶した。今回、エネブリックの発売を記念して、HHKBとのコラボレーションモデル「EneBRICK HHKB Edition」がPFUダイレクトにて限定発売されるという。発売時期は4月上旬、販売価格は12,800円。本体上部にHHKBのロゴがあしらわれているのが特徴で、製品スペックは通常版と同等とのこと。

EneBRICK、EneBRICK HHKB Editionともに4月上旬の発送を予定。販売価格は12,800円となっている

PFUの社員が登壇(写真左)。EneBRICK HHKB Editionをアピールした

なお、マイナビニュース別稿では製品の実機レビューをお届けする予定だ。そちらも参考にしてほしい。