質疑応答
記者説明会の最後に、質疑応答の時間がもうけられた。今回の買収は宮坂氏からイー・アクセスに打診して実現したとのこと。はじめに金額を提示してもらい、その後交渉を重ねていったという。孫正義ソフトバンクグループ代表には「やる以上は、思いきってやりなさいと言われた」と明かした。
既存のキャリアには何が足りないと思っているか、と問われると「利用者は、おおざっぱに言うと高い、難しい、怖いと感じている」と分析。キャリア側にもそうせざるを得ない事情があることを理解した上で、こうした声をサービスに反映させていきたい考えを示した。
ウィルコム、イー・アクセスの既存ユーザーにも継続してサービスを提供する予定だが、契約内容が一部変わる可能性はあるという。MVNOを選択しなかった理由については、目標を達成するために決定権を持って経営する必要があったと説明した。