たとえば「旅行」という「ノートブック」の中に、「ニューヨーク」という「セクション」があり、さらにその中にニューヨーク旅行に関する写真などを貼り付けた「ページ」が入っている――という風に整理して使うのだ。

保存したデータはクラウド上で同期されるため、PCで編集したページをiPhoneアプリから閲覧したり、その逆も可能。ただし、iPhone/iPadアプリはPC版と比べて機能に制約がある。たとえば、手書き入力は使えないようだ。

iPhone版でも簡単なメモを作成することはできる

iPad版ではノートシールを挿入することも可能

もっとも、「OneNote」の価値は各デバイスでデータを同期できることにこそあるので、iPhone/iPadでフル機能使えなくても十分に役立ってくれる。むしろ、ちょっとしたメモを取る場合などにはiPhoneのシンプルさがありがたい。画像とテキスト、チェックボックス、リストがあればたいていの用途には間に合うだろう。