SATA×5のポートマルチプライヤー

ProjectMの「PM-PCI1T5S6」は、PCIブラケット型のポートマルチプライヤー。JMicronの「JMB575」コントローラを搭載しており、SATA 6Gb/sを最大5ポートまで分岐させることができる(ただしポートマルチプライヤー対応のSATAインタフェースが必要)。価格は8,500円前後。

ProjectMの「PM-PCI1T5S6」。上がホスト側、右がデバイス側のSATAポート

改良されたSilverArrow

Thermalrightの「SilverArrow IB-E」「同 IB-E Extreme」は、14cmファンをデュアル搭載する大型CPUクーラー。従来のSBシリーズとほぼ同型であるが、IBシリーズはヒートシンク部分を少し横に移動したことで、拡張スロットを塞がないようにしたことが大きな改良ポイント。価格はIB-Eが11,500円前後、IB-E Extremeが12,500円前後。

左が「IB-E」で右が「IB-E Extreme」。違いは搭載ファンのみ

ヒートシンクが全体的に左側に寄っていることが分かる。これで干渉を抑える

ATXマザーの場合は一番上のスロットはPCI Express x1であることが多く、塞いでしまってもあまり問題にはならなかったが、昨今はマイクロATXを選択するユーザーも増えてきている。マイクロATXマザーは一番上にPCI Express x16が来ることが多く、これが使えなくなるのは非常に頭の痛い問題だった。