アニメ『マジンボーン』はTV東京系で4月放送開始

アニメ化の発表では、テレビ東京のアニメ局局長・川崎由紀夫氏が登壇。「テレビ東京は最近視聴率が好調な中で、この4月からはアニメに強い局の悲願である18時半からの枠をアニメの枠にしたいと考えています」と番組枠の構想を明かしながら、「ゴールデンタイムにつながるこの枠を発動どう活用するか考え、火曜日の18時半を『マジンボーン』に用意しました。この作品は東映アニメーションさんや監督の気合いが素晴らしく、必ず子どもたちの心をつかんでくれると確信しています」と語り、大きな期待を寄せている。

テレビ東京アニメ局長の川崎由紀夫氏

テレビ東京としても期待をかける火曜18時半のアニメ枠で放送される

続く、東映アニメーションの鷲尾天プロデューサーは「この作品はアクションパートは背景も含めてフルCGで、東映アニメーションのTVシリーズとしては初の試みです」と説明し、そのほかにも「メカではなく人間のアクションなので、CGの動きの中に人間らしさを込めています。一番大事にしているのは感情のリアリティで、宇田鋼之介監督は感情を追って、リアルに映像に載せていくことができる人なんです」と本作の見どころを語った。宇田鋼之介監督も出席しており「バトルに終始する作品ではなく、キャラクターの成長過程を描いていきたいと思っています。最初はヘタレだった主人公が、主人公らしくなっていくことにも注目してください」と話している。

東映アニメーションの鷲尾天プロデューサー

TVアニメ『マジンボーン』宇田鋼之介監督

注目のキャストは、竜神翔悟役をKENN、ルーク役を立花慎之介、アントニオ役を吉野裕行、タイロン役を安元洋貴が担当する。KENNは「すごくリアリティがあるお話で、リアクションがひとつひとつ丁寧に描かれていて、翔悟君は本当に普通の高校生。空手がちょっと強いぐらいの高校生が、何かに巻き込まれてとんでもないことになっていきます」と自身の役どころを説明。宇田監督は「最初からイメージに合致していました」、鷲尾プロデューサーは「アフレコで私はすることがないぐらい安心してみています」と手放しの絶賛だった。

スペシャルゲストとしてKENNが登場

KENNの演技を鷲尾Pと宇田監督も絶賛

番組主題歌は、加藤和樹が歌う「Legend Is Born」。加藤は『仮面ライダーカブト』の仮面ライダードレイク役などでブレイクし、アーティスト・俳優として精力的に活動している。加藤からは「子供の頃からアニメが好きだったので、『マジンボーン』のオープニングテーマが歌えて本当にうれしく思います。『マジンボーン』の世界観にふさわしい疾走感ある曲を魂込めて歌わせていただきました」というメッセージが届いていた。

声優は竜神翔悟役をKENN、ルーク役を立花慎之介、アントニオ役を吉野裕行、タイロン役を安元洋貴が担当

オープニングテーマは加藤和樹「Legend Is Born」

3DSゲームやコミック、プラモデルなどの展開も

そのほか、コミックの展開は、漫画誌『最強ジャンプ』2月号(集英社刊)から杉田尚によるコミック連載がスタート。『最強ジャンプ』『Vジャンプ』(集英社刊)両誌では特集や特典カードで作品をバックアップしていく。『マジンボーン』のキャラクター原案は『アイシールド21』『ワンパンマン』で知られる漫画家の村田雄介氏が担当し、村田氏より「キャラクター原案に関わらず、色々な形で作品に関わりたいとプロデューサーにお願いしています」との意欲的なコメントが届いていた。

集英社・『最強ジャンプ』『Vジャンプ』編集長の伊能昭夫氏

最強ジャンプ他各誌の付録等で『マジンボーン』を強力バックアップ

『マジンボーン』プラモデルは5月31日に第1弾として『01ドラゴンボーン』『02シャークボーン』『03レオボーン』が各1,080円(税込)で発売予定。このプラモデルには直感的に組み立てられる新機構を採用しており、アーマーが着脱可能になるという。ゲームは、ニンテンドー3DS用ソフト『マジンボーン』が2014年秋に発売。ジャンルはボーンファイターがチームを組んで3対3で戦う協力バトルアクションゲームで、データ通信や2次元コードの読み取りを利用して、データカードダス筐体と3DSの連携も予定されている。

杉田尚氏の原画を見せてアピール

キャラクター原案の村田雄介氏もプロジェクトへの参加を熱望

プラモデルは5月31日に第1弾をリリース

会場にはド迫力の「火の魔神(仮)」のサンプル展示も

4月新番組「マジンボーン」PV