エヌ・シー・ジャパンが展開する新作オンラインRPG『ブレイドアンドソウル』のプレミアショウが8日、都内で開催され、ゲーム内容や4月より放送されるTVアニメの詳細が発表された。
左からNCJPAANブランディングマネージャー・須藤清智氏、日本運営プロデューサー兼開発コーディネーター・五條隆将氏、エル・カレン役の大原さやか、ジン・ヴァレル役の悠木碧、NCSOFTブレイドアンドソウルテクニカルディレクター・ホン・ソックン氏、アルカ役のタカオ ユキ、GONZO事業プロデューサー・星野禎氏、シリーズ構成・脚本の冨岡淳広氏 |
『ブレイドアンドソウル』は、『リネージュ』や『タワーオブアイオン』を提供してきたNCSOFTが手がけ、国内ではエヌ・シー・ジャパンがサービスを提供する大作オンラインゲーム。制作構想7年、総額50億円の制作費を投じて作りこまれ、原画を完璧に再現したハイクオリティなグラフィックが大きな魅力。韓国や中国では既にサービスが展開されている。
発表会では会場前方の壁面全体にプロジェクションマッピングで映像を投影、クオリティの高いCGで描かれたキャラクターたちと、2Dアニメーションキャラクターがオーバーラップして次々と紹介された。ゲームCGはキム・ヒョンテによるデザインをかなり高いレベルで再現している。テクニカルディレクターのホン・ソックン氏によれば、「今までのMMORPGは技術的な問題でスピードに限界がありましたが、『ブレイドアンドソウル』はそれらの限界を越えた完成版と言えるゲームです」という。
作中には剣術士、拳闘士、魔道士、暗殺者といったクラスが存在し、自キャラクターは眼球の色や瞳の形といった部分まで、非常にきめ細かくカスタマイズすることができる。世界観のイメージベースは中華風のファンタジー世界で、中華風寺院と迫力ある瀑布が美しい水墨画から抜けだしたようなマップや、砂漠のオアシスなどが登場。PVではキョンシーのようなモンスターも確認できた。
システムの肝となるのは「宝貝」と呼ばれるアイテムで、8つのパーツからなる宝貝を集めることでキャラクター能力をアップしたり、攻撃力・防御力をカスタマイズすること可能。「宝貝」は合成で強化することもできる。キャラクター衣装は基本的に能力値に影響せず、見た目にこだわったカスタマイズが可能となっている。「軽功」と呼ばれる能力を使えば壁面や空中を軽快に動きまわることができ、美しい世界の中をスピーディーに飛び回れるのはインパクトが強い。
サービスモデルは、月額プレイ料金制となっており、中国で有料サービスのVIP会員と同等のサービスが提供されるという |
5月9日には、サービス開始に先立って、クライアントソフトなどを収録したパッケージも販売を予定している |
自宅のPCのマシンスペックに不安があるという人や月額会員料金の支払いを躊躇している人向けに、ネットカフェプランなども用意 |
また、セブンイレブンと提携してオリジナルカイモカードを用意。詳細や特典については近日発表予定 |
気になるサービス開始時期だが、5月13日~15日まで先行登録した「伝導師」を対象としたリミテッドトライアル、5月16日より誰でも参加できるオープントライアルを実施。、正式サービスは5月20日スタートを実施予定している。さらに4月中旬にはキャラクターメイキングクライアントを先行提供され、こちらで制作したキャラクターはトライアルや正式サービスでも使用可能になるという。
課金システムは月額プレイ料金制で、消耗品、便利アイテム、オシャレアイテムなどのアイテム課金を別途実施。5月9日にはゲームパッケージが発売され、初回限定版にはリミテッドトライアル参加権が付属するという。詳細は公式サイトで順次発表されていく。 ……続きを読む