カシオのB to Bプロダクツに触れるレアなチャンス
「もうハードウェアを展示するだけの時代ではないですね。それらのハードウェアで、どんなサービスをシステムとして提供できるのかが問われています。」(カシオ広報)
リテールテックJAPAN 2014のカシオブースは、まさにその言葉を体現した展示だ。ブースの構成は「スーパー/量販店ソリューション」「飲食店ソリューション」「専門展ソリューション」などのカテゴリーブロックに分けられており、各ブロックでカシオの高性能レジシステムや端末を使用したパートナー企業のサービスが紹介されている。
ちなみに、カシオの高性能レジシステムは、OSにAndroidを採用しており、アプリによって機能を拡張できる点が特徴。お店独自の商品情報や画像をシステムに組み込んだり、タブレットやデスクトップ型の端末によって、画面レイアウトや接続する周辺機器を柔軟に選択できる。例えば、規模がそれほど大きくない飲食店では、タブレット端末でオーダーを取り、これを会計時にレジシステムのドックに置けば、そのまま会計処理とレシート発行が可能といった感じだ。このようなレジスター機能のほか、顧客管理アプリ・予約管理アプリ・E-mail遠隔操作アプリなども用意されている。
パートナー企業は十数社が出展。自身に関係する業種向きの最新ITソリューションのチェックはもとより、普段はなかなか見る機会のないカシオのBtoBプロダクツや技術に触れるチャンスでもある。G-SHOCKが当たる小イベントなども行われている。期間中、「JAPAN SHOP 2014」および「リテールテックJAPAN 2014」のカシオブースに足を運んでみてはいかがだろうか。