皆さんはiPhoneを紛失したことがあるだろうか。どこかに落としてしまったとか、お店に置き忘れてしまったとか、いろいろなケースが考えられるが、とにかくiPhoneをなくしてしまったら大変だ。個人情報の塊みたいなものだし、いまやiPhoneなしでは生活に支障をきたす人も多いだろう。
iPhoneをなくしてしまったらどうしたらいいのだろう。もし戻ってくるとしたら、どんなルートで取り戻せるのだろうか。
実際にiPhoneを紛失したことのあるマイナビニュース編集部のIさんに体験談を聞いた。
編集部IさんのiPhone紛失体験
「あれは2年前のことでしたね。忘年会の帰りにタクシーに乗って、渋谷で降りてから自宅に着いたら、買ったばかりのiPhone 4Sがなくなっていたんです」
当時のことを思い出しながら、Iさんはそう切り出した(以下、発言はIさん)。iPhoneがないことに気づいたのは自宅に帰ってから。いったいどこでなくしたのか。飲み屋か、タクシーか。それとも路上か。
慌てたIさんだったが、幸いなことにiPhoneはすでに同期をとっており、iPhoneの居場所をGPSで特定するアプリ「iPhoneを探す」もインストール済みだった。自宅でPCを起動し、iCloudからiPhoneの場所を探す。
「そうしたら、iPhoneが山手通りを移動していることがわかったんですよ。あ、これはタクシーだなと確信しました。だったらいいやと思って、その日は寝て翌日取りに行くことにしたんです。酔っていたし、もう動く気力がなかったので」
そして翌朝。自分のiPhoneに電話をかけてみたIさんだったが、コールはするものの誰も出ない。仕方なくiCloudでもう一度探してみると、どうやらタクシー会社ではなく、駒場東大近辺の路上に落ちていることがわかった。
「焦りましたね。探しに行かないといけないと思っていると、またiPhoneが動き始めたんですよ。で、どうもそのあたりにある家の中に入っていったので、あ、これは拾われたなと」