「PX-M741F」は2段カセットモデル、「PX-M740F」は1段カセットモデルとなっており、最大給紙枚数はPX-M741Fが501枚、PX-M740Fが251枚。通常の給紙カセットに加えて、背面手差し給紙にも対応しており、普段使いとは異なる厚紙や封筒、ハガキなどの印刷が容易になる。なお、こちらも耐久性が向上しており、従来機の「PX-675F」などの6万ページから8万ページに増加している。

複合機の「PX-M741F」は3.5インチ、「PX-M740F」は2.7インチのカラータッチパネルを搭載。操作ボタンを減らしてタッチパネル操作に集約したことで、直感的な使いやすさを実現した。ファクス機能では、タッチパネル上でプレビューする「見てからファクス送信」「見てからファクス印刷」機能を搭載するほか、あらかじめ設定した別のファクスやメールアドレスへの転送機能も備えている。その他、スキャン機能やセキュリティー機能の強化、ユニバーサルデザインの採用が挙げられる。

印刷スピードは、A4文書の印刷の場合、カラーが約10ipm、モノクロが約19ipm、印刷インクコストはカラーが約8.9円、モノクロが約3.0円(共に税別)となっている。予想市場価格は、PX-M5041Fが3万円台後半、PX-M5040Fが2万円台後半、PX-S5040は1万円台中盤で、4月10日から販売開始となる。