24時間×7日間の常時稼働マザー

ASUSの「CS-B」は、常時稼働向けという新シリーズのマイクロATXマザーボード。チップセットはQ87で、ソケットはLGA1150だ。高耐久のマザーボードとしては、すでにTUFシリーズがあるが、CSシリーズはハイパフォーマンス向けではないので、録画マシンやファイルサーバーなどの用途に適していると言えるだろう。価格は19,000円前後。

ASUSの「CS-B」。型番の"CS"は"Commercial Series"の意味のようだ

バックパネルのインタフェース。デュアルGbEを備えている

コンデンサ等は、TUFシリーズと同様の高耐久部品を採用している

基板上には、Mini PCI Expressスロットも1ポート用意

ベイパーチャンバーが再登場

Cooler Masterの「V8 GTS」は、ベイパーチャンバーを採用した大型CPUクーラー。トリプルタワーフィン、デュアル14cmファン、8本のヒートパイプにより、250Wという高い冷却能力を実現した。価格は13,000円前後。

Cooler MasterのハイエンドCPUクーラー「V8 GTS」

ベイパーチャンバーは台座部分に採用されている

ベイパーチャンバーを採用したCPUクーラーとしては、同社からは「TPC 812」という製品も発売されていたが、使い方は両者で異なる。TPC 812ではヒートパイプと同じような使われ方をしていたのに対し、V8 GTSではベイパーチャンバーが台座部分に採用されており、CPU表面からヒートパイプへの熱伝導を担っている。

154.0(D)×149.8(W)×166.5(H)mmという大型CPUクーラーながら、両サイドのフィン配置を工夫することで、メモリとの干渉を抑えた。また、寿命が16万時間(約18年間)という高耐久ファンを搭載したのも特徴の1つで、安心して長期間の利用ができる。ファンの回転数は600~1,600rpm、ノイズレベルは16~36dBAだ。