楽天の子会社であるKoboは12日、7インチタブレット「Kobo Arc 7」を同日から発売すると発表した。同端末は7インチ(1024×600ドット)のディスプレイを備える製品で、価格は14800円。楽天市場のサイトで販売する。本稿では端末の外観と、都内で行われた新製品発表会の模様をお伝えしていく。

7インチタブレット、Kobo Arc 7。エントリーユースを想定した製品で、1万円台の低価格を実現した

「Kobo Arc 7」の主な仕様

Kobo Arc 7はエントリーユースを想定した製品。OSにはAndroid OS 4.2.2を採用した。プロセッサには1.2GHzのクアッドコアCPU(MTK8125)を搭載。ストレージは8GB、メモリは1GBとなっている。micro SDカードを使用することで、最大32GBまで容量の拡張が可能だ。前面には30万画素のカメラを配置。バッテリー容量は4200mAhの大容量で、バッテリー駆動時間は最長で8.3時間(明るさ25%でMP4ビデオを再生した場合)、待機時間は最長で19日間(ディスプレイ/Wi-Fi/Bluetoothをオフにした状態)となっている。サイズは122×194×10.05mm、重さは約360g。

端末前面の様子。ディスプレイ下には「kobo」のロゴが確認できる(写真右)

搭載するカメラはディスプレイ前面に配置された30万画素のカメラのみとなる(写真左)

すっきりとした背面の様子(写真左)。厚さは10.05mm(写真右)

利用できるポートはmicro USB(OTG対応)、micro HDMI、3.5mmステレオヘッドフォンジャック(インラインマイク付き)。通信麺では、無線LAN:IEEE802.11b/g/n、Bluetooth v4.0が利用できる。

側面の様子(写真左)。楽天グループの各サービスへ簡単にアクセス可能なAndroidアプリ「楽天ゲートウェイ」を標準装備する(写真右)