参考出品として展示されていたのが、「FILTER IN CAP LENS」。オリンパスにもボディキャップレンズがあるが、同様に単焦点F8.0のパンフォーカスレンズで、ボディキャップレンズ代わりに使いつつ、スナップ撮影にも活用できるレンズとなっている。気軽な撮影に適しているとして、いわゆる「カメラ女子」もターゲットにした製品だ。
面白いのはフィルターを内蔵している点で、レンズ上部のダイヤルを回すと、レンズバリア、通常のレンズに加え、クロスフィルターとソフトフィルターが切り替わり、効果のついた撮影ができる。デジタル処理による撮影効果は1種類しか設定できないため、例えばソフトフィルターを使ってレトロ撮影をする、といった使い方もできる。
発売は未定だが、低価格での発売を予定しているという。
デジタルカメラ以外で人気だったのは「チェキ」。カードサイズの写真を印刷できるチェキは、国内だけでなく海外でも人気のカメラだが、新たにチェキプリントできる小型のポータブルプリンター「"スマホ de チェキ" instax SHARE SP-1」を15日から発売する予定で、スマートフォンで撮影した画像をワイヤレスでチェキの写真として印刷できることから、来場者の注目を集めていた。