たとえば独自のデータを使った地図アプリやナビアプリなどはこのパターンが多いようだ。もしくは、アプリダウンロード直後に急用が入ってしまい、どうしても動作確認できないようなケースもあるだろう。この場合でも"払い戻し"をあきらめる必要はない。

15分経過後は"払い戻し"ボタンがなくなり、代わりに"アンインストール"ボタンが表示。アンインストールしてももちろん払い戻しはされない

正当な理由があればPCから問い合わせよう

何らかの理由でアプリダウンロードから15分経過した後にアプリの"払い戻し"を受けたい場合は、PCでGoogle Playにアクセスし、設定画面の"ご注文"の一覧からメニューを表示して、「問題の報告」を選べば申請できる。ただし、払い戻しを受けるにはそれ相応の理由が必要だ。

たとえば明確にその機種への対応がうたわれており、ユーザーの環境なども前提とする動作条件に間違いなく当てはまっているにも関わらず、完全に動作しない場合。あるいはアプリの説明に虚偽や誤解を誘う説明があり、期待通りの機能がアプリに実装されていないことがわかった場合、などがおそらく正当な理由となり得るだろう。

開発者の連絡先が記載されていることが多い。まずはメールなどで問い合わせよう

それでも払い戻しを受けたい時はPCからGoogle Playにアクセスし、画面右上の設定アイコンをクリックして"ご注文"を選択。その後一覧から"問題の報告"をクリック

払い戻しに相当と思われる理由を記入して送信することで、払い戻しをリクエストできる

しかしながら、すぐに「問題の報告」をするよりも、先にアプリページに掲載されている開発者の連絡先に問い合わせ、互いの認識に齟齬がないか念のため確認するのが最も無難な対処方法と言える。開発者によっては即座にアプリをアップデートして問題を解決してくれることもあるかもしれない。

Androidアプリ市場は盛り上がり続けているが、開発者とユーザーは持ちつ持たれつの関係。より便利なアプリ、面白いゲームが今後も増えていくよう、ユーザーとしても正しい姿勢で関わっていきたいものだ。

(記事提供:AndroWire編集部)