まるなげひろば、超ニイハオ台湾など注目企画満載

前回までの企画の多くは今回も継続して行われるが、新しい企画ももちろん開催される。まずは「まるなげひろば」だ。これは企画・準備・運営すべてをユーザーに丸投げしたスペースで、いくつかのエリアに分かれている。その一つ、「ニコつく4 in まるなげひろば」は、超会議2で「ニコつく」「超ニコニコ技術部」「超多目的スペース」「超ユーザー企画」「超クリエイターズサミット」として展開したブースが集結したエリアとなる。

また、台湾で同日開催されるイベント「niconico台日交流会」とコラボしたイベント「超ニイハオ台湾」も行われる。台湾は海外でニコニコ動画ユーザーがもっとも多い国であり、その数はなんと60万人。ニコニコ動画でも台湾から「歌ってみた」をはじめとする動画が数多く投稿されるなど、動画を通じた交流が育まれている。

日本と台湾がどんな形でつながるのか楽しみだ

その台湾と幕張メッセで今回、"空間を超える"試みが行われるという。いったいどんなものになるのかは当日のお楽しみだ。

そのほか、「超のど自慢」「超演奏してみた」「超踊ってみた」「台湾」の4ブースが一つになって大合奏する超会議史上最大のコラボステージや、コスプレの祭典「コスプレクション」のニコニコ超会議版も開催される。確定ではないが、コスプレイヤーのために特別な背景の前で撮影できるスペースも企画しているという。

日テレ全面協力で「伝説の熱湯風呂」がやってくる!

以前から告知されていた通り、「ニコニコ超会議3」には日テレが全面協力を約束している。どんな形で協力するのかと思っていたが……なんと、「ユーザー生放送」ブースにあの「伝説の熱湯風呂」が設置されるという。中野運営長いわく"ガチで熱い"とのこと。さらに、これまでは安全上の理由で実現できなかった「3メートル級の巨大落とし穴」も設置される。いずれも生主には見逃せない仕掛けだろう。

この他にも、"謎のテクノロジー"でMMDと記念撮影ができる「超MMD記念館」や、「超ボーカロイドマスター」「博麗神社例大祭 超濃縮版」「痛Gふぇすた」「ニコニコ学会βシンポジウム」など恒例の併催イベントが満載。さらにUTAUオンリー即売会「超みんなのUTAU」や、日本最大のアナログゲームの即売会「超ゲームマーケット」が今回から新たに開催されることが発表になっている。

ついに大相撲がニコニコ超会議に! 発表会には白鵬がサプライズ登場!

そんな「ニコニコ超会議3」だが、なんといっても最大の目玉企画となるのが大相撲特別巡業「大相撲超会議場所」だ。横綱・白鵬、日馬富士をはじめ、親方や力士など大相撲一行(約250名)が巡業地となる幕張メッセに登場し、会場内に設置された土俵にて、稽古や土俵入り、取組を行う。椅子に座って観戦するには入場券と相撲観戦がセットになった特別チケットが必要だが、席の外からの観戦だけなら超会議に入場していれば誰でもOK。土俵周りの砂かぶり席は前売 12,000円、イス席 1日券は前売 5,000円となっている。

大相撲とニコニコ動画の関係は実はかなり長く、2007年に投稿された「世界最強の国技 SUMOU」は現在までに約270万再生している。

また、2011年にはニコニコ生放送で初日から千秋楽まで15日間に渡り大相撲「五月技量審査場所」を生中継。視聴者は160万人を突破するなど、大反響となっていた。大相撲とニコニコ動画という組み合わせは一見意外に思われそうだが、実は親和性の高い組み合わせなのだ。

白鵬関がまさかの登場!

そんな「大相撲超会議場所」に登場する予定の横綱・白鵬関が、この日の発表会にサプライズゲストとして登場し、観客席からは大歓声が起こった。

2011年の大相撲中継をニコニコ動画で見ていたという白鵬関は「若い方々に相撲をぜひ知ってもらって応援してもらいたい。新しい時代がくるんじゃないかと興奮とうれしい気持ちがいっぱいです。まずは春に優勝して万全な態勢でがんばっていきたい」と抱負を語った。

なお、大相撲超会議場所はリクルートが運営する不動産・住宅総合情報サイトSUUMO(スーモ)が協賛する。担当者によると、協賛理由の決め手は「相撲とSUUNOの名前が似ている」ことだという。……続きを読む