ポイントその2、太陽を撮りたいときは、ひたすら暗く撮るべし!

太陽を撮影するということは、逆光という条件で撮影することになる。ピントを合わせる場所によっては、スマホのカメラ自体が暗いと判断して、明るく撮影しようとしてしまう。明るいと太陽は眩し過ぎて空と同化し、空も朝焼けが写らずに白く飛んでしまう。それを防ぐ為にカメラの明るさを最低まで下げ、周りは黒い影だけになってしまうくらいまで暗く調整する。太陽周辺の空に明るさを合わせても良い。カメラが明るく写そうとするのを、抑えてあげるのがポイント。

明る過ぎると太陽がなくなってしまう

明るさを抑えると、太陽の感じや朝焼けの空が写せる

構図は水平線が真ん中にならないように。水平に

傾いていたりすると、気持ち悪い写真になる

ポイントその3、自分撮りするときは、スマホカメラのフラッシュ機能を使うべし!

前出のように、暗く撮影すると太陽は綺麗に撮れるが、自分をフレームに収めようとすると、逆光で真っ暗にしか写らない。だからといって、自分に明るさを合わせると太陽や空が白く飛んでしまい、何を撮ったのかがわからなくなる。その問題を解決するのがフラッシュ機能である。空がベストの明るさになるように設定し、自分をフレームに入れたらフラッシュONで撮影。スマホのフラッシュは明るさが弱く、全身は撮れない可能性もある。その時は諦めてカメラに近付いて、構図を変えて撮影しよう。女の子と撮れるなら、フラッシュを言い訳に近づき、撮影できるかもしれない。フラッシュの代わりに、銀紙を使っても若干の効果は出る。

自分の姿が暗く潰れてしまっている

明るさを自分に合わせると、日の出感がなくなる

フラッシュ機能で暗かった顔を明るくしてあげたが、明るさは足りない

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どうだろうか? ほんの少しのテクニックを覚えるだけで、カメラ任せでは難しい逆光や日の出のシーンで、綺麗に撮影することができる。日の出撮影は時間が勝負。みるみる角度が変わってくるし、体は凍てつく寒さで限界に達する。撮影日は50分外に居た。防寒着はしっかり着込みたいのと、スマホ対応の手袋はあった方が良い。絶対に良い!

元旦はレンズを綺麗に拭いておき、初日の出を口実に朝まで遊び、記念写真を利用して密着して写真を撮ってみよう!

(記事提供: AndroWire編集部)